台風も過ぎて
こんなに雨が降ってるのも久しぶり。
台風が生活に影響を及ぼすのも久しぶりな気がする。仕事は突然休みになって、何もすることのないとても楽しい休日を過ごしている。
特筆すべきことは何もないとは今日昨日のような事で、それもまた愛おしい日常であります。
紫陽花が咲いていた季節、雪がチラついてコートの襟を立てるのが嬉しかった街灯の風景。
夏らしい夕焼けが高速道路の橋を照らしていて、映画の中の登場人物になったかのような妄想を俯瞰のカメラで覗いていた瞬間。
眠れずにiPhoneを眺めて睡眠時間を無駄に捨てる夜中を過ぎて雨の音を聞く。
ゴシップガールという昔の海外ドラマを勧められて楽しく見てる。
テレビドラマと距離を置いた生活が長過ぎたせいで、御都合主義の恋愛やパニックにウキウキしている。
とても愉快。
外人の会話は格好いい。海外ドラマは吹き替えで見ると決めてるので実際の喋り方のニュアンスは伝わっていない。徐々にキャストの魅力的な部分が引き出されてハマっていく工程は強い快楽を与えてくれる。
人前でキスはおろかハグもためらう人種に生まれた僕は、自分が出演するライブで人が踊ったり、笑顔で手を掲げる姿を半ば諦めていた。それらを人のせいにする時期を過ぎているのに最近気付いている。
季節が変わって「早いなぁ」とか呟くのにもぼちぼち飽きて新しい言葉を発明したいと思っている。
例年のごとく 街を疾走 keep on and on
気温は下がる傾向 肌の露出度減る一方
偶然のアルバム Standard of 90’sシリーズ(紙ジャケット仕様)
- アーティスト: スチャダラパー,シャシャミン,AKEEM the DREAM,ヒラノブラウン,テンフィンガー・ユウヒ
- 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
- 発売日: 2007/11/28
- メディア: CD
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君は悪くない
まぁ寒い。
台風が近づいてると知ったのは昨日。
バイトの高校生が「来週月曜は雨でも外で実習がある」とかなんとかダルがっていたが、ネットでのアナウンスを見る限り、台風の予想経路が的中すれば実習どころか学校が休みになるだろう。
寒い。
一週間前の気温と10度の差があるらしい。
冬服が着れるのは嬉しいけどね。
60%オフになっていた所をとっ捕まえたニューキックスはもうしばらくお外で履けそうもない。
珍しくバチっと目が覚めたよ朝7時。
8時までダラついてパン屋さんへ。
前からあるパンが形を変え、新しいパンも並べられていた。
プレイリストを並べ替えながらギターなんか久々に触る。
チューナーの電池が切れてる。
ボタン電池が1枚電子レンジの上にある。
なんでや。
入れ替えてやるとしっかり生きてる。
やるやん。
久米宏さんの漏らした真実ギリギリの言葉にざわつく。
心、アジテートされながらカップ焼きそばを食う。
寒くなると寂しいことに気付きやすいんだよな。
久々の焼きそばにちょっと吐きそう。
揺らぎが与えるシンプルなグルーヴもある。朝の音楽。
Robert Byrne - That Didn't Hurt Too Bad (1979)
許されるなら誰も友達と呼びたい時間
先日はライブ喫茶亀に沢山のご来場ありがとうございます。
この日は東京の詩人さん、大阪の詩人さんとライブ。
ありがたい機会に恵まれた15分間でした。
新しい事と、いつも通りの事を織り交ぜて。
何らかの発見を繰り返しながらまた次へ。
東京からはるばる遠征してくれた馬野さん、もりくん、ともちゃんさん、お疲れ様でした。馬野さんの声が聞けてなんだかとても嬉しかった。
東京で良くしてもらったのに、ビールを1杯奢るつもりが舞い上がって忘れていた・・痛恨。
撮影時には赤いトゲトゲのリュックを背負って帰宅してしまってた平居謙さんには感想としてすごく褒めてもらえた気がする。
主催で、イベントに呼んでくださった河野さんありがとうございます。
この日はいっぱい人と話をできて、要らん事を言うたなぁと後悔したり、話ができて良かったと思ったり。
久しぶりのビールで、かなり久しぶりの大頭激痛に見舞われ一人になった瞬間、駅構内で悶絶、しゃがみこんだりした。
バファリンプラスで治癒された今では、平常運転のライブ喫茶亀の雰囲気に癒された思い出だけが残っている。
店主の嶋仲さんは漫才コンビ「ヤング」の名前で活動している芸人さん。
この度、M-1グランプリの予選を2つ通過した。
次の予選をクリアできれば多くのお笑いファンの目に止まることになるらしい。
祝杯にヤングにちなんで「若」という日本酒を贈ろうと企んでいたけど、まだ気が早いかと思ってやめた。
嶋中さんは「出来る事をやる」と言っていた。大いに頷いた。
確か3つか4つ年下のはずだけど、話していると同い年か、年上に見える不思議な人だ。
店子の加藤くんに会うと何故か気持ちが安らぐ。
この日もKORGから発売されたカオスパッド内臓の巨大なミキサーを買ったと喜んで見せてくれた。
店には北欧の謎めいた格好良いバンドの音楽が流れている。
次回のライブは詳細未定ながら、「西天満ガンツ トイトイトイ」に出演します。
このブログ、ツイッター、本人に直接、どこからでもご予約承ります。
ご来場よろしくお願い致します。
11月24日(金曜)
西天満GANZ toi,toi,toi
open18:30 start:19:00
[料金]
前売り¥2,000 + 1drink
当日 ¥2,500 + 1drink
[出演]
smoke
他未定
アクセス方法はこちら!
梅田駅から歩いて10分かからないくらいでした。
グーグルマップで「ガンツトイトイトイ」と入力して頂いても経路検索可能です。
その前に11月4日はポエトリースラムジャパン全国大会もあるんだなあ。
また東京の人達に会えるぞ。
ジ・インターネット
iPhoneのニュースサイトが一瞬目に止まった。
これは・・と頭を過ぎるあの手のニュース。
もちろんご健在。
「人生は夕方から楽しくなる」という毎日新聞のネット連載インタビューだった。
知らなかったけど、仲本さんは5年前、一緒に映る27歳年の差のある奥さんと再々婚していたらしい。高知出身の演歌歌手だそう。年の差夫婦はカトちゃんだけではなかったのか。
またこれも知らなかったけど、還暦を迎えてから歌手活動もしているらしく、奥様とは高知県でライブをした時に知り合ったのだとか。
今は2人で飲食店を経営していて云々と書かれてある。
そこまで読んで急に腹が減って来た。
今日は出先で王将の「焼いてない」餃子を持ち帰ってたのを思い出した。
昔は「上手く焼けないから」という理由で、冷めてしまうけど「焼いてある」餃子を持ち帰ることしかなかった。
んが、インターネッツのおかげで簡単に焼き方の説明を見ながら上手に焼ける。
いろんな情報が手に入る世の中。
帰宅後、家族でレンチンした餃子を食べるのも旨かったけどね。
明日の17時半から谷町9丁目のライブ喫茶亀で行われるライブにはおでんがフードメニューにあるとか。楽しみ。
10/14(土)
ことぶき!スペシャル+
【会場】谷町9丁目 ライブ喫茶亀
17:00開場 / 17:30開演
【料金】¥1000+ワンオーダー制
【出演】
河野宏子
もり
平居謙
ともちゃん9さい
smoke
馬野ミキ
他
like ドリフ(1-28)「相撲ちゃんこ。・・ヒートアップし過ぎの仲良し工事&けん」
ドラヤキ百科
なんか違う曲を作っては放置する日々。
東京で買って来たどらやきばかり食べて過ごしている。
そういえばドラえもんは紙袋に入ったどらやきを部屋に持って帰っていた。
子供の頃、すでにほとんどの商店がナイロン製の手提げ袋を使用していて、紙袋に入ったどらやきは一段と美味そうに見えたものだ。
手元に漫画がなく、ネットにも画像がなかったため非常に悔しい思いをしている。
実家からドラえもんのコミックスを移住させよう。
可愛い。
貢ぎたい。
のび太くんの発想。
こう、バシッと決めたい。
素晴らしいサイト
http://dora-world.com/tencomi_detective/dora001/vol002
mom・・
TOKYO紀行
数年に一度東京に行く機会ができる。
観光地としての東京しか知らないけど、東京は相変わらず魅力的な街。
そして紛うことなき大都会だ。
「山手線はなぜもっと駅を飛ばして走らないのか?」
田舎者は乗るたびに思い、「どの街も都会だからか・・」と思い出す。
東京在住者からすれば「◯◯駅は飛ばすべき」なのかもしれないが、朝も夜もほとんど乗降者の無い駅がある日常を体感してる自分からすると、誰かがいつも用事のある駅が山手線には揃っているのだろう。
ウエノポエトリカンジャム5という野外フェス出演が決まって勇み足、でもなく、フラフラとまた東京へ来た。
前回の共演時、自分は落語での出演、嬉しいに違いなかったけれど「近々音楽ライブで共演したる」と胸に秘めていたので有言実行達成だ。
出番3分やけど。
新宿に降り立ち少し歩くと、ネットニュースで知った藤子・F・不二雄さん行きつけ、らしい、甘味屋さんに偶然ぶつかる。
ドラえもん好きでF好きの私ことスモークは、時間があったら探そうとしてたのでありがたい。
しみじみ銘菓のどら焼きを味わい、隣にある「珈琲の店 ピース」も眺める。
先生はここでアイデアを出したり、ボーッとパイプを吸ったりしたんだろうか。
ウエイターが蝶ネクタイを締めた格好いい純喫茶だった。
煙草のピースの絵柄と字が見えるが関係あるのだろうか。
来月も東京に来るので時間があれば行ってみよう。
雨の東京。
中1の時に家族で来た初めての東京も雨だった。
妹が楽しそうにしていたことを思い出す。
翌日は曇天にまで天気は回復。
原宿の駅舎が見たくてJRに乗り込む。
この駅舎こそ、原宿代表のkawaiiだろう。
来るたびに中学や高校生の頃の自分を連れて来てやりたくなる。
もうオッサンになった自分にも魅力溢れる街ではあるけど、あの頃の熱狂的な想いは感じられない。
「ラフォーレ原宿って一体どんな所なんだろう?」とオシャレ雑誌のストリートスナップを穴が空くほど眺めた日々を想う。
何十年前からの刷り込みか分からない「原宿と言えばクレープ」を食べながら、のんびり街を眺める。
今もそう呼ばれてるのか「裏原宿」を歩く。
エイプやネイバーフッドなど、当時を思い起こすブランド名がひしめいている。
昔取った杵柄で、「モデル着用の服はここの古着屋に売っている」と書かれた詳細な情報「だけ」を頭に詰め込んでいたので、古着屋の屋号を見てはジンワリ感動したりする。
高校生の自分はさぞはしゃぐだろうなぁ。
大阪や他の地域にもいろんなブランドが出店されている昨今、「それでも東京にしか無い」を求めて人がごった返していた。
近所にあった「kicks lab」という靴屋さんには大阪ではあまり見ないナイキの靴がたくさん並んでいた。
ナイキとシュプリームのコラボ靴は初めて本物を見て、触った。値札には12万なんぼと書かれてあって笑う。
2年前に来店していたらカードを切って買っていただろう「モア アップテンポ」。
東京だと簡単に手に入るんだなぁ。カラーバリエーション、サイズもかなり豊富で羨ましい。
大阪で探していたコダックのロンTを発見。
お金も時間もなかったので今回はスルー。
できずに引き返して、写真にだけ納めて帰る。
「ちょっとデカいわ」 などと負け惜しみながら後ろ髪を引きちぎられん勢い。
東京の古着屋さんは値段が高い。
関西の古着屋では考えられないような値段がついている服が多く、これは土地代が世界一高いと言われる東京の辛い所なんだろうか。
東京は少し歩けばテレビや雑誌で見かけた物が現れる。
芸能人に会ったような驚きが楽しい。とても1泊2日じゃ周りきることはできないし、次に来るとまた新しい何かがそこに待っている。
新たに目標を更新しつつ、東京、またね。
来月はカワイイモンスターカフェに行ってみよう。