考えるフリー
数年前に吉田さんがラジオで話していたASKA話からこの日へ繋がった。
最初の数分の間に起こる笑いにプロを見る。
ASKAさんの話に共感する。
緊張がほぐれ、饒舌になるASKAさんの思い。
披露された新曲も良かった。
「ロンリネス」はもう一回買って聞こう。
寝ようとしてたのに理由は分からずそのまま「ソナチネ」を鑑賞。なんでやろ。
サッパリとしていて不思議な感触の映画。
何度見ても「見たことないヤクザ映画だな」と最初の感想が続く。
良い映画は気づくとエンドロールだ。
最新作の「アウトレイジ」は「ソナチネ」を思い出す人が多いらしい。
93年の日本においてどんな評価だったのか知らないけれど、武さんはかつてラジオでそんなに評判はよくなかったって言ってた気がする。
93年の東京を空想する。
今日職場で流していたボブジェイムスとアールクルーのアルバムは92年の作品で、あれは92年の良い音楽だった。
今の生活から違う次元に自分を放り込むような事ができるならどうだろう。
例えば「ソナチネ」のワンシーンのように、どこかに穴が空いていて、踏み込んで落ちていけるかどうか。
勇気か覚悟か、笑顔ののんきか。
たまに、強がりだったとしても強がれる人を羨望しているこれまでがある。
ゴミ捨て場のマイルス
夏くらいから1週間が短い。
稀にこういう時期を過ごすことがある。
喜怒哀楽を感じて掴もうとしている間に次の感情が押し寄せてくるような、しくじり続けたり、うまく行き過ぎたり、何もかもが過ぎていく。
充実していて、とてもラッキーで幸せだと思う。
煙草が燃焼する音が聞こえるくらい静かな夜に窓を開けて、いつもの生活が如何に時間だらけなのか、充足からくる自分の中の何かへの優越感を愛でる。
いつもより煙草が味わい深い。
毎日の仕事とやりたいことをやる。
考えなしに人と話したりする。ままならない自分を差し置いて人のことを心配したりする。愚痴を聞いたりする。
懐かしい友達と立ち話をして、いつも通り横柄な警官に頭にきたりする。
電車に乗って面倒な手続きをクリアしに行ったり、実家に帰って家族と話して犬を思いっきり触る。朝起きたり、夜起きたり。
バイトの高校生が教えてくれた海外ドラマ、別の子が貸してくれた漫画を読んで、見る。
これからの計画を少しだけ思い出してみたり、友達が元気にしてるか連絡を取ってみる。
調子の良い雰囲気が辺りを覆っていると不安になるのがいつものこと。
忘れていることや抜け落ちている事があって、後で痛い目を見るのは決まってこういう時期。
しかし調子が良いマンになっている自分は少し楽観的。
こういう不思議な時期にも廃品回収で団地中から寄せ集められた誰かにとってのゴミに目をやれているのはラッキーだ。
数々の名著や、マイルスデイビスの真剣な姿が目に止まってよかった。
何冊か気になる本や雑誌があったけど、真っ昼間の往来だったので抜き去るのを諦めたのが少しだけ、今も気がかり。
あと1日しか残されていない世界を考えたりもする。
例えば誰とキスしたいのか。
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台風も過ぎて
こんなに雨が降ってるのも久しぶり。
台風が生活に影響を及ぼすのも久しぶりな気がする。仕事は突然休みになって、何もすることのないとても楽しい休日を過ごしている。
特筆すべきことは何もないとは今日昨日のような事で、それもまた愛おしい日常であります。
紫陽花が咲いていた季節、雪がチラついてコートの襟を立てるのが嬉しかった街灯の風景。
夏らしい夕焼けが高速道路の橋を照らしていて、映画の中の登場人物になったかのような妄想を俯瞰のカメラで覗いていた瞬間。
眠れずにiPhoneを眺めて睡眠時間を無駄に捨てる夜中を過ぎて雨の音を聞く。
ゴシップガールという昔の海外ドラマを勧められて楽しく見てる。
テレビドラマと距離を置いた生活が長過ぎたせいで、御都合主義の恋愛やパニックにウキウキしている。
とても愉快。
外人の会話は格好いい。海外ドラマは吹き替えで見ると決めてるので実際の喋り方のニュアンスは伝わっていない。徐々にキャストの魅力的な部分が引き出されてハマっていく工程は強い快楽を与えてくれる。
人前でキスはおろかハグもためらう人種に生まれた僕は、自分が出演するライブで人が踊ったり、笑顔で手を掲げる姿を半ば諦めていた。それらを人のせいにする時期を過ぎているのに最近気付いている。
季節が変わって「早いなぁ」とか呟くのにもぼちぼち飽きて新しい言葉を発明したいと思っている。
例年のごとく 街を疾走 keep on and on
気温は下がる傾向 肌の露出度減る一方
偶然のアルバム Standard of 90’sシリーズ(紙ジャケット仕様)
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君は悪くない
まぁ寒い。
台風が近づいてると知ったのは昨日。
バイトの高校生が「来週月曜は雨でも外で実習がある」とかなんとかダルがっていたが、ネットでのアナウンスを見る限り、台風の予想経路が的中すれば実習どころか学校が休みになるだろう。
寒い。
一週間前の気温と10度の差があるらしい。
冬服が着れるのは嬉しいけどね。
60%オフになっていた所をとっ捕まえたニューキックスはもうしばらくお外で履けそうもない。
珍しくバチっと目が覚めたよ朝7時。
8時までダラついてパン屋さんへ。
前からあるパンが形を変え、新しいパンも並べられていた。
プレイリストを並べ替えながらギターなんか久々に触る。
チューナーの電池が切れてる。
ボタン電池が1枚電子レンジの上にある。
なんでや。
入れ替えてやるとしっかり生きてる。
やるやん。
久米宏さんの漏らした真実ギリギリの言葉にざわつく。
心、アジテートされながらカップ焼きそばを食う。
寒くなると寂しいことに気付きやすいんだよな。
久々の焼きそばにちょっと吐きそう。
揺らぎが与えるシンプルなグルーヴもある。朝の音楽。
Robert Byrne - That Didn't Hurt Too Bad (1979)
許されるなら誰も友達と呼びたい時間
先日はライブ喫茶亀に沢山のご来場ありがとうございます。
この日は東京の詩人さん、大阪の詩人さんとライブ。
ありがたい機会に恵まれた15分間でした。
新しい事と、いつも通りの事を織り交ぜて。
何らかの発見を繰り返しながらまた次へ。
東京からはるばる遠征してくれた馬野さん、もりくん、ともちゃんさん、お疲れ様でした。馬野さんの声が聞けてなんだかとても嬉しかった。
東京で良くしてもらったのに、ビールを1杯奢るつもりが舞い上がって忘れていた・・痛恨。
撮影時には赤いトゲトゲのリュックを背負って帰宅してしまってた平居謙さんには感想としてすごく褒めてもらえた気がする。
主催で、イベントに呼んでくださった河野さんありがとうございます。
この日はいっぱい人と話をできて、要らん事を言うたなぁと後悔したり、話ができて良かったと思ったり。
久しぶりのビールで、かなり久しぶりの大頭激痛に見舞われ一人になった瞬間、駅構内で悶絶、しゃがみこんだりした。
バファリンプラスで治癒された今では、平常運転のライブ喫茶亀の雰囲気に癒された思い出だけが残っている。
店主の嶋仲さんは漫才コンビ「ヤング」の名前で活動している芸人さん。
この度、M-1グランプリの予選を2つ通過した。
次の予選をクリアできれば多くのお笑いファンの目に止まることになるらしい。
祝杯にヤングにちなんで「若」という日本酒を贈ろうと企んでいたけど、まだ気が早いかと思ってやめた。
嶋中さんは「出来る事をやる」と言っていた。大いに頷いた。
確か3つか4つ年下のはずだけど、話していると同い年か、年上に見える不思議な人だ。
店子の加藤くんに会うと何故か気持ちが安らぐ。
この日もKORGから発売されたカオスパッド内臓の巨大なミキサーを買ったと喜んで見せてくれた。
店には北欧の謎めいた格好良いバンドの音楽が流れている。
次回のライブは詳細未定ながら、「西天満ガンツ トイトイトイ」に出演します。
このブログ、ツイッター、本人に直接、どこからでもご予約承ります。
ご来場よろしくお願い致します。
11月24日(金曜)
西天満GANZ toi,toi,toi
open18:30 start:19:00
[料金]
前売り¥2,000 + 1drink
当日 ¥2,500 + 1drink
[出演]
smoke
他未定
アクセス方法はこちら!
梅田駅から歩いて10分かからないくらいでした。
グーグルマップで「ガンツトイトイトイ」と入力して頂いても経路検索可能です。
その前に11月4日はポエトリースラムジャパン全国大会もあるんだなあ。
また東京の人達に会えるぞ。
ジ・インターネット
iPhoneのニュースサイトが一瞬目に止まった。
これは・・と頭を過ぎるあの手のニュース。
もちろんご健在。
「人生は夕方から楽しくなる」という毎日新聞のネット連載インタビューだった。
知らなかったけど、仲本さんは5年前、一緒に映る27歳年の差のある奥さんと再々婚していたらしい。高知出身の演歌歌手だそう。年の差夫婦はカトちゃんだけではなかったのか。
またこれも知らなかったけど、還暦を迎えてから歌手活動もしているらしく、奥様とは高知県でライブをした時に知り合ったのだとか。
今は2人で飲食店を経営していて云々と書かれてある。
そこまで読んで急に腹が減って来た。
今日は出先で王将の「焼いてない」餃子を持ち帰ってたのを思い出した。
昔は「上手く焼けないから」という理由で、冷めてしまうけど「焼いてある」餃子を持ち帰ることしかなかった。
んが、インターネッツのおかげで簡単に焼き方の説明を見ながら上手に焼ける。
いろんな情報が手に入る世の中。
帰宅後、家族でレンチンした餃子を食べるのも旨かったけどね。
明日の17時半から谷町9丁目のライブ喫茶亀で行われるライブにはおでんがフードメニューにあるとか。楽しみ。
10/14(土)
ことぶき!スペシャル+
【会場】谷町9丁目 ライブ喫茶亀
17:00開場 / 17:30開演
【料金】¥1000+ワンオーダー制
【出演】
河野宏子
もり
平居謙
ともちゃん9さい
smoke
馬野ミキ
他
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