悪口言ってる?
同僚に対する苦言なのか悪口なのか、3人で話をしているグループがある。
よく聞くと、苦言6:悪口4くらいの話をしている。
どうも勤務態度が原因でやり玉に上がってるらしい。
1人がヒートアップして「私は何度も注意をした!」と興奮している。
私も「それでそれで??」と聞いている。
そこで、
悪口かも?な事を言われてる本人が現場付近にいる事が判明。
3人のうち2人の表情が変わる。
1人は気付いてないようだ。
気付いてるもの同士の目配せが高速で行われている。
先ほどまで興奮していた男が「気まずっ」と何度も言いながら焦り出した。
男は一瞬にして
「この三人の中で一番悪口を言ってたのは自分だ」と気付き、猛省し始めた。
しかし
もう1人が「別に悪口は言ってなくね?」とフォローを入れる。
この同僚は6割の苦言側をメインに、
悪口を言わずに話をしていたからそう言えるのか、心臓が強いのかは謎だけど
事態の混迷に気付いてる時点で彼も共犯かもしれない。
私はすぐそばでジッと聞き耳を立てていた。
焦った男のリアルな感情が頭に流れ込んでドキドキするけど、これはそれだけ。