「パララックス・ビュー」を見た
前にラジオで紹介されていた「パララックス・ビュー」という映画を見た。
70年代のサスペンスアクション映画。
ケネディー大統領暗殺以降の不可解な事件を題材にしてるっぽい
陰謀論に言及するような内容。
敢えて「そんなに面白くないよ」と紹介されたこの映画。
実際、面白くない事もないけど、別段スゲェ面白いとも感じなかった。
しかし、漂う不思議で不気味な雰囲気に魅入ってしまうのです。
番組内で推薦者の大槻ケンヂは
「学校を休んで昼日中、あるいは夜中に変な映画を見ているボンヤリ感」
を味わって欲しいと言っていたが、ソレ凄くわかる。
学校は休まなくていいんですけど平日の深夜に
聞いた事のないタイトルの映画がよくやっていて、
私はエロ番組見たさに夜中まで起きて、そのままそういう映画もよく見ました。
夜中しかやってない音楽番組なんかもあって、そんなのを見た後に映画を見る。
当時、すごく運良く手に入れたテレビデオを夜中まで噛り付いて見ていた。
ちょうど今と同じ時期、中学の夏休み。
音楽、映画、深夜、若手芸人、思春期、エロス・・
変な映画を見てると思わせる、只者じゃない感。
「なんだかわからないけど、とにかく1本映画を見たな」
と思わせてくれる不思議な満腹感も面白い映画でした。
映画のワンシーンに出て来る顔。
この顔ってよく見たらアイツじゃん・・
ゾワゾワ