新宿れぺぜん柳家小三治
先日、落語家(噺家)としては三人目の人間国宝に選ばれた柳家小三治(やなぎやこさんじ)さん。
落語家の人間国宝一人目は小三治さんの師匠にあたる、柳家小さん師匠。
柳家小三治師匠は現在落語協会の会長として業界のトップにいると言っていいが、
ご本人はかつてドキュメンタリー映画の中で
「監督になるつもりはない、自分は今もプレイヤーだと思ってる」
と現在も現役としての自負を強く持ってる方でもあり、
実際に昔から小三治さんの会は入手困難なプレミアチケットとして有名だ。
談志さんが入門後に小三治さんが入門なので、談志さんの弟弟子にあたる関係だったりする。
戦後落語の四天王と言われた談志、志ん朝、円楽、柳朝と
身近に黄金期を彩った伝説的な落語家さんが居て
その中で揉まれた叩き上げの生ける伝説とも言える一人なのだ。
落語でもインタビューでも、メチャクチャ厳しそうなのが分かる方で
その眼差しはこの間の会見でも全く色あせることなく
生涯プレイヤーという若々しさに満ちていた。
新宿出身、生粋の江戸っ子と言っていいだろう小三治師匠は怖いけど格好良い。
ちなみに、
同時に有形文化財として神戸のポートタワーなんかも選ばれてる^^