-kemurikikaku-

ママチャリに乗った小っちゃいオッサンの日記

高価なニットをあげるより

 

改装中・・

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「このタイミングでか・・」俺は思わず落ち込み、行き場を無くして彷徨った。
 
 

 

先月、いきなり人生初の「高い物を買ってみよう」ブームが来た。 

 
物欲の強い自分はこれまで安くて良い物を探し回っていた。
自分が高い物を買うお金がないからか、
高い物に敵意すらあるような感覚で生きてきた。
んが、
考えてみればこの敵意が一体なんなのか分からなくなり、
「一度高い物を買って自分に変化があるか見てみよう」という結論に至る。
 
ロレックスをしてヴィトンの財布を持ってとか、なんかそういうイメージ。
まったく魅力を感じないのはなぜだ?というのを体験後に言語化したい。 
高い物には材質とか以外に、それが売れるそれなりの理由がある筈なのだ。 
 
 
パッと思いつく高い物と言えば上記の時計や財布。
ネットで調べてみると、かなり高額な上に惹かれる物がない。
お金が無いからワザとそんな風に考えてるかもと、さらに自分を勘ぐり、
一週間程置いてみたけど、心情に変化はなく、新たに見た物にも心は躍らない。
 
靴や、バイクなんかも考えたけど、
ただ「高い物」というよりは「贅沢品」というのが正しいので今回の趣旨とはズレる。
しかし、
ブームは転がり出したら止まらないユキャンスタップ☆なので、
とりあえず街に出かけてみることに。
 
 
ミナミを歩いてて「そういや」と思いついて向かったのがシュプリーム。
ご存知、Tシャツがうん万円するストリートブランド。
ちょうど「高いTシャツってどんなんや?」なんて思っていたので、
タチバナ通りに擦り寄るように這いずり回る。
 
駆けずり回った結果が上の画像である。
現在店舗改装中。
ついてない。
この日は散髪屋も店に着いて臨時休業なのに気付いたので2回目の災難。
 
 
蒸し暑い中、ダラダラ帰る途中に立ち寄ったスタンダードブックストアで
スパイク・リーのプリントされたTシャツが格好良くて思わず購入。
3500円なり。
無理はいかんというか、身の丈に合った買い物にホッとした帰り道。