高座扇子
高座扇子(こうざせんす)とは、見ての通り扇子のこと。
とりわけ落語家が舞台=高座で使用する扇子の事をいうようです。
普通の扇子より幅が太く、長さもあり無骨。
使用するものは話の邪魔にならないように無地のものが多い。
この扇子をお箸にして蕎麦を食べたり、キセルの煙草を吸ったり、
農作業のクワに、釣り竿に見立ててお話に臨場感を作ります。
時には扇子で床をトントンして、扉を叩く音を演出する事も。
高座扇は100均なんかで見かける扇子に比べて骨組みが少し太く、
当たり前ですがシッカリめに作られてて、
実際手に持って扇子を閉じたり開いたりするとよく分かりますが、
パチっと音がなるくらいキッチリとした開閉は変なクセになっちゃいます。
夏場は邪魔にならないので各鞄に一つ扇子を入れてる。
「扇子を持ってる奴はダサい」
と言われてるのを聞いたんですが、なんなんだろうか。
暑いから持ってるだけなのに、ダサいとか格好良いがあるのか・・
僕は暑がりなので、毎年これがないと夏を乗り切れないです(´ー`)