梅田を歩く・2
せっかく梅田を歩く事になったので、
今月のカジカジで気になる服が掲載されていた古着屋さんを訪ねる事にした。
こちらのお兄さんが若きオーナー。
お店の名前は「SALVAGE(サルベージ)」。
なんと夜24時まで営業!
Salvage ←ブログ
多くの古着屋さんはアメリカ西海岸で買い付けをする場合が多いらしいのですが、
お兄さん達はニューヨークまでは行かない東側で買い付けをされるらしく、
そう言われてみると商品の趣きもHIPHOPでいう所の東テイストが見受けられる。
ビギーの着てたクージー風の派手なセーターや、
フード付きのネルシャツなど土臭いアイテムが僕好みで痺れます。
21時を過ぎていて、誰も居なかったのでお兄さんとお話してたのですが、
年齢も少ししか違わない事もあり、
およそ10年くらい前にアメ村に沢山居た、格好良い古着屋の店員さんのお話に。
知ってる人は知っているでしょう、今もある、今はもう無い、古着の名店の数々。
スリフティー、ピグスティー、レイン、チーズ、ディグイット、ラブバズなどなど・・。
90年代の古着ブームが少し落ち着いて、薄利多売のお店が淘汰されてく中、
個性的なだけではない、芯のある格好良いお店が残っていったあの頃。
ある人は新しいお店を始めたり、ある人はブランドを立ち上げたり・・
アメ村のお店に入り浸るように服を漁りにいった日々を思い出しながら話す。
僕なんかよりずっとこの業界で、側で、そういう人達を見て来たお兄さんの
熱い思い出話なんかを沢山聞かせてもらって幸せな気分に。
お兄さんは当時のエピソードで、
今はなきスリフティーというお店には行くだけで緊張するし、
まして当時店長だった武藤さん(スーパーイケメン)とは、お話するのも気が退けて、
とうとう一度も買い物が出来なかったという、呆れる程のリスペクトっぷり!(笑)
その熱過ぎる尊敬の度合いにやられました。
そこまでではないものの、その尊敬、すごく共感できるな〜、と。
当時の僕たちのような古着キッズにはタレントのような存在の方が沢山いました。
カジカジで見た服は売り切れてしまってたけれど、なんだか嬉しくなって別の服を買う。
セレクトの良さが光る「SALVAGE(サルベージ)」お勧めです★
15−16日にリバープレイスで行われるカジカジ20周年の企画のお店にも
出店されるそうなので、行かれる方は要チェックです^^