荒川 RAP BROTHERS
今年も沢山のマイブームが生まれたので,そろそろまとめていくのがsmoke。
まずなんと言うても、今年は本格的に伊集院光さんにのめり込みました。
昔から好きな人でしたが、ついにラジオを毎週欠かさず聞くほどファン に。
基本アドリブらしいのですが、エピソードトークは30分くらいの
尺調整がされてそうなプロフェッショナルの仕事を感じます。
僕が好き過ぎる角度からの発想や物言いに何度も心を揺さぶられた。
伊集院光、ひいてはラジオっておもしれーなぁと改めて思わせてもらいました。
三遊亭楽太郎(現・円楽)の元お弟子さんだったり、超野球好きだったり、
現在有名な芸人を実は沢山見いだしてたり、靴のサイズが31cmあったりetc..言動がとても気になるお方です。
自分の事のよう思える時もあれば、凄い被害妄想に驚くことも。
何かの折に吉田豪さんが「ラジオのガス抜きが無くなったらマズイですよね」と漏らしたいた。
伊集院光グッズも本にDVDと幾つも買って随分満足した頃にCDを発見!
なんと92年にラップをしてはった。
Bro,Hikaruとcozyの2人組。
これ、当時らしい感じのポップス構成にそれとなくヒップホップを混ぜた代物なんですが
リリック(歌詞)やオールドスクールノリのフロウ(歌い方のような事)も結構良いんです。
ガキは無邪気で無病で無傷 だけど分数 通分できねぇ
裏じゃ不気味で無作法 武闘派 銭勘定だけvery well
とかハードコア系のラップに通じるものがあったりして興味深い。
初恋破れてそれでも笑って 学校の屋上で見たAK
高校やめちゃって 帰り道バイクで150キロで見たAK
どんなものにでもなれると思って 髪かきむしって見たAK
などなど、荒川区で起きる事や悲哀、微妙な過去に着いてがテーマのリリック。
普通に良いです。
氏は本当に生まれ育ちが荒川区なのでリアルにレペゼン(「~を代表して」の意)な上に、
地元ラブじゃなく、地元ディスという早過ぎる内容。
伊集院さんが作詞してるかは定かでないですが、
ありきたりで無い、毒や切なさを気持ち良くラップしている。
荒川をAKと略す所とか、最近ならまだしも、
92年て考えるとちょっと出来過ぎてる気さえする。
サビの歌メロは歌謡曲過ぎて違和感はあるものの、歌詞は良いし、92年って事でご愛嬌。
さらに驚きなのは見た目のパッケージングもめっちゃシッカリしてます。
シングルのジャケも色合いとか雰囲気もUSの90‘sモノを思わせる。
グループ名のロゴとか普通に格好良い。
曲タイトルと同じく元ネタ有りのサンプリングスタイルなんだろうか。
モヒカンにしてドレッド当ててます!
今の人でもキャラ付けに良いと思うレベル。
ファッションも赤白で合わせたり、しっかりジョーダンとか履いてるし。
見た目もちゃんとヒップホップしてます。
裏ジャケもGANG STARRとかPETE ROCK&CL SMOOTHなんかでありそうな雰囲気(笑)正直侮ってたので喰らいました★★★
ラジオ「深夜の馬鹿力」も近々1000回目を迎える。
本日の放送で997回目らしい。
意外と知られてないところで、アンタッチャブルやサンドウィッチマンなんかは
このラジオでフューチャーされ、仕事を貰ったりして見いだされてたらしい。
youtubeに上がってる過去ラジオのザキヤマさんと伊集院さんの絡みとか結構新鮮です。
- アーティスト: ARAKAWA RAP BROTHERS,伊集院光,久保こーじ
- 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックレコーズ
- 発売日: 1992/05/21
- メディア: CD
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