カジフェスに行ってきた
「カジフェス」とは、
関西発のファッション雑誌「カジカジ」が20周年記念で開催した服好きの為のフェス!
関西の様々なショップが特設テント内で服を売ったり、
靴磨きをしたり、無料で坊主頭にしてくれたりと様々でした^p^
2日に渡ってリバープレイス特設会場で行われたフェスの2日目に行って来た。
思い返せばカジカジと私の"一方的な"付き合いは長く、古くは97年。
中学2年生の秋頃、表紙の女の子が現実離れしたモデルではなく、
どこかに居そうな雰囲気の子で気になり、買ってみたのが全ての始まりだった。
ホットドックプレス、ゲットオン、ビダン、スマート、メンズノンノ、
ブーンはもうあっただろうか、沢山の雑誌が当時刊行されてた。
全てに影響を受けて自分を広げてもらったものでした。
その中でも「カジカジ」はとても個性的で、
ロンドンパンクの雰囲気に興味があった私にとって
「人と違う」や「個性的」は迎合せざるを得ないキーワードだった。
また、カジカジの提唱する個性は単にカウンターカルチャーではなく、
さらにそこからはみ出した、オリジナルを追求しようとする呼びかけだったように思う。
ジョニー・ロットンがパンクファッションをするファン達に
心底嫌気がさしていたのと同じように「何かになるんじゃない」という事を教わった。
もっと言うと「何かになる」以外のやり方もあると教わった。
良いと判ると早いので、当たり前のようにカジカジを最優先に購読するようになっていく。
とは言え、お金の無い学生時代なので立ち読みで済ます事も随分あったが
今でも家のクローゼットにはアホみたいな量の「カジカジ」が眠っている。
現在進行形で買い足されて行く資料みたいな物でもあります。
そんな思い入れもあるカジカジの20周年イベントと言われれば、
当然気になってリバープレイスへ走り込んで行く。
到着時間が遅かったので、もうそんなに人もいないかな?と思ったけど全然。
人だらけの会場を老若男女がお洒落して歩いていた。
中でもたまに 「おお!」と唸らされるレベルに個性を完成させた人が居たりで楽しい。
久しぶりに童心に帰ってお洒落さん達を眺めまくる。
この日か、前日か分からないけど、ライブペインティングがあったらしい。
圧巻。
過去のカジカジが一同に介したコチラのコーナー。
目当ての一つで、ずっと立ち読みしてたかった。
最初期の物はホットドック・プレス式のレイアウトで興味深い。
どの雑誌が最初か知らないけど、昔は全部同じだったなぁと懐。
いつも人が沢山いたので、初期の物のみ立ち読む。
鈴木蘭々が表紙の号を見ると、2000年頃から復活(?)したてんぐ先生のコーナーが!
先生自ら出演して、今年はなにかと出会う「釣り」をしてはる。
そして!!
一番楽しみにしていたのが「街の目」ミュージアム!
カジカジには「街の目」というストリートスナップコーナーがある。
そこには、世間一般のオシャレ概念と違うのは勿論のこと、
オシャレ業界内のソレとも一線を画した、オリジナルな人達が掲載されている。
学生の頃から「カジカジにも載ってみたいけど『街の目』に載りたい」と思ったモノです。
そんな「街の目」の一部をまとめたモノが20周年に合わせて出版の運びに。
ファン待望の記念アイテムを迷わずゲットしに来たぜ!です。
購入者全員にステッカーをプレゼントしてました^^
もう1枚、言い値で売って欲しいとお願いしたけど駄目だった。
セーターなんぞゲットして浮かれ気分でトリップホップな1日でした^^
さらに!!!!
上の画像の、今月のカジカジには何度かこのブログでも出て来てる
hinemos(ヒネモス)という頓知集団の経営するカフェが掲載されておりますので、
そちらも良かったらチェックしてみて下さい♫
野口食堂のご飯に文九珈琲 、リーズナブルで美味しいのでお試しあれ^^