-kemurikikaku-

ママチャリで駆けずり回る小っちゃいオッサンの日記

「恋人たちの予感」を見た

 

「男女の間に友情は成立するのか?」という永遠のテーマについて。

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おすぎみたいな事言うけど、「猿の惑星」みたいな題字はなんとかならなかったの?

ここは凄く印象的なシーンだと思いましたが、なぜ落ち葉の上にその色で題字を書くんだ。

 

 

スタンド・バイ・ミー」「ミザリー」のロブ・ライナー監督1989年の作品。

脚本のノーラ・エフロンはこの後「めぐり逢えたら」「ユー・ガット ・メール」を

メグ・ライアンと共に成功させて、お互いの代表作として語りぐさに。

見てないから見ます。

男と女が本当の友人になれるのかという命題に、久しぶりに再会する男と女を通じて描いたロマンティック・コメディー 

wikipediaのあらすじもラテ欄?ってくらいに簡素・・w

批判とかでは全くなくて、見る人は選ぶ映画だと思うっす。

女性脚本家ならではの観察眼と本音は「アラサーちゃん」好きにも見て欲しいところ。

 

 

しょっぱなの出会いから犬猿の仲としていがみ合う、性格の合わない男女の物語。

本題の疑問や、男女間の命題は「ずっと昔から変わって無いんだろう」とか、

同じ穴のムジナのくせに、変に格好付けて客観的になったり。

 

 

よくある題材って言い換えれば王道とも言える。

王道って、見てくれてる人達の事を精一杯考えて作ってくれているとも思うし、

「作り手を目指す人」に夢を与えてくれる存在だとも思うんです。

なんかこう、上手く説明できない気持ちなんですが・・ 

 

多くの人が共感できる「あるあるネタ」を探してきてはドンドン盛り込むし、

見てる人に「この女嫌い」「この男の言ってる事が分からない」など、

性格のハッキリとしたキャラを作って感情移入先の選択権も与えてくれる。

てらいや、難解な理屈のない感じがスカッとしててとても気持ち良かったです。 

 

物語冒頭から観客に考えさせるシーンを提供して

暗い映画館の中にとけ込ませてくれる作りになってるのも嬉しい。

そこから間髪入れず、徹底的にキャラクター紹介を始める。

次から次へ観客に映画から投げかけをして、注意をそらさせない。

 

 

ずっと男の場合、女の場合という会話劇をしていて、

「そんな考え方をするのか」と疑似体験できる作りなのも楽しかった。

見てる人の心をずっと掴んで離さないのがエンターテイメントだという事を教わりました。

 

ラストシーンでも当時は斬新だった、アンチハリウッドな終わり方をします。

 

 

あとはもう音楽が最高です。


Ella F. and Louis Armstrong - Let's Call the Whole Thing Off - YouTube

前回見た「CLOCKeRS」の時も思いましたが、良い映画は冒頭の音楽で掴んでくれる。


People In Search of a Life-Marc Dorsey - YouTube

昔先輩が「良いアルバムはだいたいジャケットも良い」と言ってて、それと同じ感じか。

 

 

現在、TOHOシネマが「バック・トゥ・ザ・シネマ」という企画をやっていて、

本当は映画館のデカいスクリーンでこの映画を見るつもりが、完全に忘れててDVDを購入。

「バック・トゥ・ザ・シネマ」では沢山の有名タイトルが月1本交代くらいで流れてて

「全部見てやる!」とか思ってたのに今の所一つも見れてない。

僕はそういうのアカンと思いますよ。