小さな壷
私の頭の中に不思議な笑いのツボがある。
なぜか笑ってしまうモノが世の中にはたくさんありまして、それはちょうど、
蛭子さんがお葬式で笑っちゃうような「何が面白いの?」って事が多いようですが。
寝る前にネット掲示板を眺めていると下の書き込みを発見した。
みんなまいやんの髪型格好そっくりwwwww
(真ん中の白いのは本物のまいやん)
という投稿とともに、この画像が添付されていた。
自分はアイドルに滅茶苦茶うといし、今から勉強するのも面倒だし、
今まで見ないフリをしていたのですが、何かしらの現象の渦中にいる人かもと思い、
主役の女の子だけでも見てみようと画像をダウンロードすることに。
当然、なんにも知らない自分からすると、何がどうっていう感想もない。
主役の女性はしごく健全そうでただただ爽やかな感じだった。
しかし、よくよく画像を見ると、彼女のファンという一般人女性に目が行く。
みなさん本当にいい顔をしていて、楽しかったんだろうなという事が伝わってきます。
そんな彼女達もなんだかんだあって、最期の日に思い返すとこの日が人生のピーク、
私の人生のハイライトだったなと思う方が、もしかすると居るかもしれない。
だって、好きな芸能人と女子会ができる機会なんて、普通は訪れないんですから。
そんな事を考えながら、彼女達一人ひとりをジックリ見ていくと、
途端に彼女達の満面の笑顔が、妙~に、シュールな可笑しみを誘うのって、
共感していただけますでしょうか?
こういう不思議な面白さはこの後、すごく感動した時みたいになんだか泣けてくる。
これをですね、長尾謙一郎さんに漫画にしてもらって、
ひとりひとりの顔をアップにして描いて貰えたら、すごく、グッとくると思うんですよ。
できたら卒業写真撮る日に休んだ人みたいな○枠に入れて欲しい。
パッと見、笑う要素が無いモノが、実は笑えるものだと脳が認識すると、
なんだか小さな笑いが止まらなくなります。