ドラクエ3も終盤
ドラクエ3は教訓めいたセリフが多い。
教訓が大袈裟なら、ハッとなる感じ。
あるダンジョンには喋る仮面が幾つも設置されてる。
勇者一行が前を通ると「引き返せ!」と繰り返す仮面。
それでも引き返さず、行き着く先が行き止まりだった時に仮面が諭してくる。
先ほどまでの強い口調から一転してるところなど、非常に興味深い。
今でこそ意志を持ったようなことを口にするキャラは珍しくないけど
1988年当時のファミコンプレイヤーには画期的だったのではないか。
ある町の宿屋では、ダーマ神殿なる場所に向かう為に武装した戦士が
「道に迷ってこの町に来たけど、良い所だからここにずっと住むことに決めたんだ」
と、あっさり目的を放棄している姿に出会うことができる。
この戦士のセリフも子供の頃なら流してしまっただろうけど、
30歳の自分が聞くといろんな意味合いを言葉から汲み取ってしまう。
「テレビやゲームは子供に悪影響を及ぼす」という風潮は
一見ゲームをやってない人が言ってそうだけど、
実はゲーム文化に影響を受けた第一世代が言い出した説。
彼らが夢中なったゲームはインベーダーやテトリスのような単純なモノだった。
彼らの初めて育てた子供が、進化したゲーム内容に影響され、教唆されるのを見て、
自分がやってきたゲームとの違いやゲームから受けた多大な影響と照らし合わせた時に、
子供が洗脳されてるような錯覚に陥り、好きだったゲームが怖くなったのではないか?という説。
あとは魔女狩りのように風評によってゲームを根絶やそうとしたのかも。
ゲームのように人の集中力を刈り取るモノは時に宗教的であるのかもしれない。
笑止千万な妄想はさておき、
探し回っていたレッドオーブが意外なところで見つかる・・
やっと飛行船代わりのラーミアをゲット!
久石譲を思わすBGMがステキやん。
ラーミアをゲットできたら行けるようになる最後のお城へ。
雑魚敵もいよいよ強くなってきてる。
ばったりラスボスのフロアに来てしまったので記念受験的に戦闘。
ダメージ床に囲われてる感じが昔のゲームやね。
返り討ちに遭いながら、出方を伺うくらいの余裕が生まれているゲーム脳が発達。
バラモス強ぇ。
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