愛川欽也の訃報に感じたこと(真顔)
長い一週間が終わった。
相変わらず風邪は完治しないまま、起き抜けの熱っぽい症状が鬱陶しい日々。。
キンキンこと愛川欽也氏が亡くなった。
世代的に「なるほど!ザ・ワールド」の彼しか知らないけど、
先日亡くなった菅原文太氏と共演した『トラック野郎』などで知られる俳優だ。
最近80代や70代の有名人の死をよく耳にする。
自分が子供の時には中年だった人物が亡くなっている。
世代の感覚が変わっていく時、時代を彩る有名人の死はとても大きな節目を感じさせる。
その有名人と同じ時代を過ごした人達が肩を落とし、
元気が無くなった隙に、若い世代が乗り込んでくる説。
マスコミが流す生者必滅を知らずに暮らす人にも、隣人の死から同じ苦悩があるのだろうか?
自分の死ぬ番を告げるカウントダウンのようで、よく見ていた有名人の死は不気味だ。
老人の心にはなかなかのダメージがある気がする。
自分より少し上の世代からは、お笑い芸人の訃報が一番胸に響くと予想している。
両親世代は氏の訃報を知り、自分の順番を思いゾッとする?
人は死ぬことを、死ぬ少し前から受け入れることが出来る?
「なるほど!ザ・ワールド」という番組では、回答者の座る席が5つくらい横に並んでいる。
1席にそれぞれ2名づつ回答者が座り妙なテンションで回答する。
自分が見ていた頃はトランプマンが出て来る寸前くらいの番組後期だろう。
映像を見た後の答え合わせをキンキン自ら回答者席に歩いて行き、
その場で合ってる間違ってるをキンキンが答える。
「残念!」とか「ダメ!」とか言ってキンキンが机の端を
「バンッ!」と音が鳴るくらい叩くと机に×マークが灯る謎のシステムが懐かしい。
あの時、確かに元気だった面影だけしか記憶にない私に
キンキンが病床で呻いている姿を想像することは難しい。
合掌。
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