-kemurikikaku-

ママチャリに乗った小っちゃいオッサンの日記

開通式

 

 

やっとネットが開通・・!

 

 

2時半から始まった工事(?)は6時まで終わらなかった。

 

 

 

恐ろしく長い間、同じようなことを早口に喋るオジサンと過ごす。

オジサンも待つしか出来ない時間が多く、少しだけ気まずい空気の中で工事は行われた。

やたら「ぶっちゃけ」と「正直」を使うオジサンだった。

 

 

 

 

どうやらオジサンが家に来て初めて分かったことが多いらしく、電話線が有るとか無いとか、その場合はどうしないといけないとか。色々言っていたけど、どうせ、どうにかなることを消費者側が考える必要はないと思っているので、適当に相槌を打ちながらネット開通を待つ。

 

オジサンは自分が気の利いたサービス上手であることを自負しているようだった。喋り方や、たまに出してくるサービス品のタイミングなどから慣れが見て取れた。

 

 

そういう人をおだてるのが好きな私は、時に大仰に驚いてみせたり、しばらくそんな会話のラリーを楽しむが、いつまで経っても工事は終わらず、「流石に時間がかかり過ぎだ」とオジサンの方が痺れを切らした。

 

休みをとっていたので時間はどうでも良かったけど、確かにかなり時間が経過していた。

 

 

 

現場と会社の連携がうまくいってないらしく、オジサンはしきりにそのことについて、「すいませんねぇ」という意味を込めたトーンと言葉選びでぼやき続けた。

 
お喋りが上手い人だなぁと関心しながらオジサンの愚痴や言い訳を聞き流し続けた。
 
たまに出てくる「親方」という上司への敬称が落語みたいですごく気に入った。
 
 
 
 
 
目に見えない言葉の呼応をもし可視化することができたら。
想像するとすでにF先生が「コエカタマリン」という秘密道具でそれを行っている。

http://www.dadas.com.tw/wp-content/uploads/2014/05/dora.png

クロマニヨンズ甲本ヒロトさんが「もしもドラえもんの道具が手に入るなら」という質問にこの秘密道具を選んでいたのですが、他人事ながらすごく合ってるとおもう。

 

F先生は時間の概念でもそれを行っており、人生何度目かわからない尊敬をするばかり。。

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たまたま頭によぎった両話とも34巻に収録されてることに気付いて口あんぐり。

 

 

8月も終わる。