フライング・ピープル
先日、人生初のバンジージャンプへ・・!
事の発端は、南大阪のギターユニット、カーテンズが近畿圏を中心に刊行中のフリーペーパー『カーテンズ編集部』の『有言実行』という企画。
私も編集部員としてコラムやインタビューを担当しているのですが、「年内に有言を実行できなかったら罰ゲームでバンジージャンプをする」というもので、カーテンズは有言実行できなかった・・!
「カーテンズがんばってね~^p^」とニヤニヤしてたら、どういうわけか編集部員の私と、イラスト担当やまだ君も一緒にバンジージャンプをするハメに・・
圧倒的、連帯責任・・!
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10時に天王寺で待ち合わせだった。
8時に起きて、10時半頃、ヲザキデスクの電話で目が覚めた。
2度寝していた・・
11時半頃新今宮で拾ってもらい、3時間かけて岡山までの旅。
ドライブインでご飯を食べたり久々の旅感に浮かれる4人。
しかしこのあとバンジージャンプ。。
高所恐怖症の私には考えられない事態が待ち受けている。。
3時半頃岡山に到着。
鷲羽山(わしゅうざん)ハイランドなる、聞いたことのない遊園地に降り立った編集部一行。
内部は想像以上にシュールというか、香ばしい、大好きな雰囲気に包まれていました。
この景色、遊園地なんてもう何年ぶりだろう。
絶叫系が大嫌いな私はあまりこういう場所に近寄らないのでとても新鮮な景色だ。
そうなんだよ。
嫌いなんだよそういうの。
怖ぇし、もしかしたら死んじゃうかもしれないじゃないか。
既に駐車場からバンジーをしてるところが見えていたのですが、その様子を見ていたヲザキデスクが「うわ、あれ絶対ショボイで!絶対おもんないわ!」などとのたまう。
私はその言葉に少し勇気付けられながらも「いやそんな事ないだろ!?」と心の中では葛藤していた。いや、声に出ていた。
入場ゲートで「あと10分まってくれたら入場料が2800円から1700円になりますよ」と親切に教えて貰って、10分後にまんまとイン。
一同はわき目もふらずにバンジージャンプ場を目指す。
うん・・?
・・確かに高いけど、入場ゲート付近から見た感じよりは低いな・・
もしかすると案外・・
ちなみに30メートルの高さ。
マンションにするとだいたい10階から11階の高さとのこと。
このときはまだ、30メートル上空の恐怖に気づかないsmokeだった・・
淡い期待を胸に、また少しだけ勇気付けられて受付へ。
我々とタッチの差で着いていた集団がかなりの人数でここから飛ぶのに1時間以上待たされることに・・
早く終わらせてくれ・・
順番はヲザキ・やまだ組から!
その次はヨースケ・smoke組!ばっくれよかな。
手前の怪しげなゴツい人はドラえもんのコスプレをした一団でした。
ハロウィンですな。
上に登って制限時間5分以内に飛べなかった場合は強制リタイヤとなり、階段を下りることになる。
10月なのに蚊が多く、ギラつく太陽と戯れてるうちに恐怖感もボヤけてくる。
尻目に次々とジャンプする人たち!
うーむ。。
ほんで、
色々あって、ヨースケ・smoke組も30メートル上空地点に到達。
遊園地のオプションに撮影があったのでカメラなどの持ち込みが禁止されていた為、画像などはないのですが、素晴らしい秋晴れの中、瀬戸内海を臨むオーシャンビューと瀬戸大橋は吐き気がするほど絶景でした。
説明をしてくれるオジサンに「こんな所にずっと居て怖くないのですか?」と聞くと「怖くないですよー。病気なんでね~」と素晴らしい回答が。愚問でしたな。
ついに自分の順番が回ってくる。
飛び降りる場所にフラフラと歩む。
「つま先が出るくらいまで前に進んでください」とありえない注文・・
つま先を所定位置に置き、思わず下をチラ見。
ここに来てやっと、ことの重大さ、ありえない暴挙に気が付いたsmoke・・!
あれ?
嘘だろ?
俺こっからとびおりるの・・???????
一瞬チラ見した安全のための巨大マットが驚くほど遠い・・!!!!!
もう1度でも下を見たらアウツ・・!
飛ぶことは不可能!即リタイヤ・・!
100%純粋な恐怖による異様な心拍数の上昇・・!
圧倒的、精神苦痛・・!!!!!
いや、すいません福本先生。めっさファンです。ごめんなさい。
いざ・・
バンジー・・!!!?
ということだったんですが、
実は我々は、この日1日の記録を動画に収めておりまして、カーテンズがその動画をなんらかの形にするということで、少し話はとびます・・すいません・・
恐怖におののく姿をお見せできる日をお待ちください・・
そして、夜。
結果的に全員バンジーは成功・・?
バンジーした者がゲットできるフライングピープルと書かれたTシャツが眩しい・・!
のですが、
実はこれ、バンジージャンプ料金を払えば、リタイヤしても貰える代物。
我々は無事、全員飛んでゲットしたのか?はたまた虚仮か?
その模様はまた別の形で!
ちなみに、30メートルは決して低くはなかったとだけお伝えしておきます。。
興味の出ちゃったお方は岡山の鷲羽山ハイランドへ!