-kemurikikaku-

ママチャリに乗った小っちゃいオッサンの日記

星の王子さま

 

 

 

情報誌なんかで「星の王子さま」のアニメ(CG?)映画が公開中だと知る。

 

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もう随分前に読んだことがあるような気がして、実家を捜索すると本が出てきてもう一度読んでみる。

ほぼ絵本なのでスルッと読み終わるも何一つ覚えてる箇所がなかった。

 

 

 

 

子供に向けて「人の一生」を教えるような物語だった。

また大人に向けて「生き方」のようなものを考え直す機会を作る本でもあるとおもう。

 

 

 

 

物語の中盤で「肝心なことは目では見えない」という言葉が出てくる。

(一応、ネタバレ画像につき注意しなはれ)

 

 

 

 

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ものは心で見る。肝心なことは目では見えない

 

もうかなり手垢のついた言葉だけど、いまでも「ハッ」となる力を持っています。

 

 

 

 

 

とても良い言葉で響くものがあるのですが、タイ人漫画家ウィスット・ポンニミットさんの「ブランコ」という漫画でその逆を言及する言葉が出てくる。

 

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曰く

目を閉じて見えるものなんてどうでもいいんだ。

目を開けて見えるものが、幸せだから

 

これもまた真なり。

 

 

 

 

 

多分サン・テグジュペリが書いた「肝心なこと」というのは、

 

目に映るモノコトも本当だけど、目を開けてようが閉じていようが、自分の心が答えを知ってることが生きていると見つかる。多勢の意見や、社会の常識みたいなものが全てだとおもわないで欲しい。それに全てゆだねてしまうと大切なものを失ってしまうよ。

というメッセージ。

 

なんやないかとおもたんやワシわ。

 

 

 

 

 

「肝心なことは目では見えない」という言葉には、理解できなくても、思わずひざを打つような真理の力が働いている。

 

 

 

 

星の王子さま (集英社文庫)

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ブランコ 1集 (IKKI COMICS)

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