喫茶・亀にて
谷町九丁目駅は前に進むにつれて都会的な景色に。
伊集院光さんのラジオ番組を聞きながら歩く。
何か考えたいような気持ちで、何も考えていない。
手を振りながら歩くのをやめられない人に往生する。
ポエトリースラムジャパンという詩の朗読大会に向けて、誰でも参加できるオープンマイクイベントに潜入。
人前でやっていないモヤモヤが作業を中断させていたので、練習試合のようなことができるこういう場は本当にありがたい。
到着すると老若男女が入り乱れ、弾き語り、詩をよんでいる。(遅刻)
最後部の席に陣取り、ドキドキしながら様子を伺う。
横には着物を着た女性。
あとでお話する機会があって、この方がポエトリースラムジャパンの主催者こうのひろこさんだと知る。
驚くべきことに、こうのさんはカーテンズとhinemosを知っていた。
こうのさんの旦那さんが雲集堂でカーテンズのライブを見ていて、こうのさん自身がhinemosの展示会に出向き、hinemosの発行するフリーペーパーを大変気に入っておられた。
彼らの背中をもうずっと見ている。
こうのさんも詩を朗読していた。
落ち着いた、自分の声でよんでいて清々しい気持ちになった。
皆さん堂々としたもので、私も飛び入り参加で詩を読んだものの、体はガチガチで、足をガタガタ震わせていた自分とは大違い。。
場数の少なさが如実に出た緊張。
来週もあるそうなので行くしかない。
朗読する無音の舞台はライブハウスなんかとはまったく景色が違った。
落語をやるのとも違う。
無音の中で語るコメディアンはやっぱり凄い。
大会のMCもつとめる、お笑いコンビ『ヤング』の嶋中さんが壇上で語った「お笑いセミナー」にもグイグイ胸を押される。
わかっちゃいたけど、いよいよ今のままじゃ~マズイ。
急いで帰って仕事。
いつも以上にボンヤリした顔。