ファブフォーを支えた人達
3月8日、ビートルズの音楽プロデューサー、ジョージ・マーティンが90歳で逝去。
ファンの間ではとても有名な人物で、沢山の仕事や辣腕ぶりが賞賛されている。
ブログを書く前にWikipediaを見ていると、4月1日から30日の間に、氏のWikipediaの記事に、大幅な加筆修正をする動きがあるそうなので、「我こそは」と言う方は加筆修正の一旦を担ってみてはどうでしょうか。
ポール・マッカートニーはビートルズ解散後も、ジョージ・マーティンをプロデューサーに迎えて曲を発表している。
ジョンの死後に書かれた「here today」などもそうだ。
4人の稀有な才能をポップに昇華してきた名プロデューサー。
彼の死は「5人目のビートルズ」という名誉と共に眠る。
沢山の記事を読んでいて、「5人目のビートルズ」と恐らく最初にメンバーに言われたブライアン・エプスタインのことも、この折に思い出して頂きたく少しだけキーを叩く。
ブライアン・エプスタインはビートルズを発掘した人物であり、4人のマネージャー。
デビュー前はリーゼントに革ジャンスタイルだったビートルズを、マッシュルームカット(モップ頭)にして、スーツとネクタイをするよう見た目からプロデュースした人物でもある。
また演奏終了後に揃って一礼するアイデアもそうだという。
そしてビートルズをジョージ・マーティンに会わせた男なのです。
4人が世界中のアイドルになった後、「誰も演奏を聞いていない」という理由から、ビートルズはライブを一切やらなくなってしまい、ブライアンは仕事がなくなってしまったと言われている。
それからほどなくして、アスピリンの過剰摂取により、32歳の若さでこの世を去っている。
当時ビートルズメンバーはインドにてマハリシ・マヘシ・ヨギに師事し、瞑想の世界などを体験していた最中で、緊急帰国したメンバーにレポーターが取材する映像などを「ビートルズアンソロジー」で見る事ができる。
その後、メンバー間に徐々に軋轢が生まれ始めたことからも、彼の存在の大きさが分かる。
「アンソロジー」の中で、ブライアンを振り返るメンバーの口からは、皆から愛され、信頼されていた男だったと言われている。
ジョージ・マーティンにとっても、才気溢れる4人を統括してくれたその存在は大きかったことだろう。
ネット上にはとても詳しく書かれてある記事が多くあるので、レジェンド達を裏から支えた人物について知ってみるのもよろしいかと思います。
合掌。
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いつかビートルズになり損ねた男、ピート・ベストのことも書いてみたい。