-kemurikikaku-

ママチャリに乗った小っちゃいオッサンの日記

大阪歩き

 

 

ちょい長。

 

 

 

 

寺田遼一a.k.a.ポールのライブを見に梅田へ。

 

到着した30分ほど前に彼の演奏は終わっていた。

 

珍しく寝不足で、ライブハウスで買ったビールを片手に、現在演奏中の音楽は気持ちに合わず、店を出て周囲を歩く。

 

 

 

 

 

 

関西。

 

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ブログで大きな画像を確認したらビジネスホテルと書いてるのがわかった。

 

この看板、信号機や経路案内の青い標識みたいに降ろすとかなりデカイだろう。

 

 

 

 

 

まだ梅田の街は歩き慣れない。

 

しかしライブハウスの近くは観光地としての梅田っぽくはないので、箸がすすむ感覚でドンドン奥へ。。

 

 

 

 

路地を歩いているとラブホテル街にも関わらず、複数の洒落た飯屋が並び、店によってはラブホテルに隣接している。

 

「飲んだら乗るな!」という標識があるけど、ラブホ隣接の飯屋には「飲んだら泊まれ!」とあった。

 

「飲んだら乗れ!」ってことですね。わかりますん。

 

 

 

 

歩いていると何処から流れているのか、韓国語(?)の放送が何か言っている。

 

サムニダ的な言葉を数回繰り返したのち放送は止み、一体誰に向けて、何のために、しかも大阪の都心梅田で、公然と呼び出しみたいな放送が流れるのはとても不思議な心持ちがした。

 

 

 

 

この町は後から作られた町だと確信した後は、流浪のよそ者をまとい、漫画の主人公気分でブラブラ。

 

「この町のどこかに奴が潜んでるのか・・」

 

中二病全開で歩いていると「オニーサン!」と外人訛りの日本語で呼ばれてガン無視。

 

外人訛りの女性が「あれ?」と発した気がしてちょっと笑う。

 

 

 

 

 

ラブホ群は有効活用されており、町を歩くと飯屋とラブホの間にポツポツ性風俗業の無料紹介所がある。

 

そしてラブホテルやビジネスホテル風の建物から男女のカップルが現れては、門前にて笑顔で別れる。

 

「ははーん」という光景。

 

 

 

当然男の方が良い笑顔で、女はビジネスを感じる微笑。

 

よく見れば周りはそういうカップルがぎょうさん。

 

皆一様に、何かの目印みたいに女が男に寄りかるようにして腕組みして歩いている。

 

すれ違いざまに聞こえる会話も、腕組みして町を歩くラブラブなかっカップルとは程遠い、とても頼りない内容のものだったり、「会社ではどんな事してるの?」なんていう腕を組む前にしそうな会話が聞こえる。

 

非常に興味深い。

 

「金があったら俺も・・」スッカリ中学19年生に戻って、風俗嬢とぎこちない会話からのセックスをしてみたくなる。

 

 

 

 

 

 

 

共同出資なのか、梅田の端では小さなコミューンが形成されていてちょっと驚き、テンションも上がる。

 

 

 

 

 

 

なんだこれ?

 

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風船がギチギチに詰まった車が。

 

 

 

 

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最初にこの道を通った時は気が付かなかったけど、車の真横には保育園の文字が。

 

 

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送迎バス・・でもないよな?

 

子供が喜ぶアイデアなのかもしれない。

 

 

 

近所には住居らしきマンションなんかも沢山あって、この町は陸の孤島として機能しているようだ。

 

この町に暮らす人の生活に合わせて作られている印象。

 

 

 

 

風船工場みたいなのも幼稚園の一部だろうか・・

 

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知らない町を歩くのはたいして面白くないことも多いけど、濃い場所は本当に面白い。

 

「ゴチャゴチャした雑多な雰囲気」を、大阪のイメージとして持ってる方が多くおられる意味が分かってきた。