自問自答ボーイ
昨夜、下北沢の路上でZAZEN BOYSの向井秀徳さんが弾き語りをしていたらしい。
自分はZAZEN BOYSの前のバンド、ナンバーガールを全盛期に聞いておらず、同時期に同じ文脈で語られることの多かった、くるりや、クラムボンも当時は聞いていない。
シングル曲だけ、タワレコで見かけると視聴していたくらいだった。
ちょっと聞いた事がある程度の自分は路上で弾き語りをしていたと聞いて驚いたのですが、古参ファンの人達からすると「たまにやってるよ」ってことなのかしら。
自分はその頃、何を聞いてたんだろう?と記憶を辿ると、当時もヒップホップやミクスチャー、クラブミュージックに興味があったのを思い出した。
自分で意外だけど、ずっとそうだったのかと気付いた。
友達の影響でプログレッシブロックを聞き始めていった時期でもあった。
名の知れたミュージシャンが路上でギターを弾いてるのはとても良いことだと思った。
良いことってなんか違うな。
向井さんはミュージシャンとして生きてる人だという認識がある。
この書き方もすごく抽象的だな。
ともかく、向井さんが路上でギターを弾いてるという情報を聞いて、大袈裟かもしれないけど、ありがたい存在だと思った。
大袈裟といえば、この日、この場所に大袈裟太郎さんも居合わせていたらしい。
東京、羨ましいぞ。
this is向井秀徳。 @ 下北沢 Shimokitazawa https://t.co/9CfWcbAA4S
— 大袈裟太郎 (@oogesatarou) 2016年4月25日
東京は狂った街だと見聞きする。
一体どんな街なんだろう。
狂ってる部分を覗いてみたい気がする。
「狂った」という表現は割りと簡単に使われるけど、住んでる人が街の雰囲気を切り取る時に、シックリくる言い方として「狂った」という言葉を使うようになるのにどれくらい狂気が必要なんだろう。
あの街でどれだけの人が、狂った光景を見てきたのか。
ただ使いたくなる言葉にしては、ちょいと怖い言葉だ。
でもそれがなんらかの空気を切り取っているのに違いない。
そうでないと、なんとなく「狂った街」とは言わないんじゃないかと思う。
向井さんの曲では「自問自答」という曲が好き。
エレキバージョンも良い。
この機会に音源を買ってみよう。
今日も爆裂忙しい店内から。
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