鳥肌翼賛会への誘い
休憩~。
ライブへ。
鳥肌実(とりはだみのる)という芸人さんがいる。
個人事務所の芸人さんで極右思想や、日本のタブーをお笑いにしている。
撃ちてしやまむ、総員玉砕でございます。
宗教ネタや政治ネタで大笑いの会場。
昔ホットドックプレスという雑誌があり、そこで初めて鳥肌さんを知る。
タモリ倶楽部に「おしり研究家」として登場した山田五郎さんが編集長をしていた雑誌だ。
ファッション誌のようで、内容は青少年の為の「How toモノ」ソフトエロ本。
カムフラージュにピッタリだったので愛読していた。
歳の近い方は「僕たちのラブ&セックス」という企画名に覚えのある人もおられると思う。
「カーセックスのやり方」「縛り方大全」なんかが画像と共に掲載されており、車はおろか、彼女もいないのに穴が空くほど読み込んだものです。
縛り方の図解までいくとソフトエロではないな・・
当時ナインティナインがラジオで年に1回、出川哲郎さんをゲストに招き、同名の企画をしていたりと、個人的には思い出深い雑誌。
他の特集では当時人気だった「ボキャブラ芸人」の私生活や、大槻ケンヂさんとアングラシーンで活躍している人との対談などがあったように記憶している。
その対談記事で鳥肌実を初めて知る。
当時はまだ吉本興行所属だった頃かもしれない。
その後「鳥肌黙示録」というネタを収録したCDが出て、大学生の頃は友達と真似をして遊んだり、ライブに行ったりした。
三ノ宮の高架下にあるライブハウスで全裸になってオナニーしながら、前列の女性の乳を揉もうとしていた。(どんなライブやねん)
怒った女性に「乳くらい良いじゃないか!」と逆切れしていた光景が蘇る。
関係ないけど、故・忌野清志郎さんは揉むだけじゃなく、パンツに手を入れたり、「ブスは帰れ!」とまで言っていたとか、何かで見たことがある。ホンマなんやろか。えぐいのぉ。
およそ10年ぶりのライブは規模も大きくなって江坂ミューズ。
満席の中、全裸にもならず、話芸で85分のステージを盛り上げていた。
物販を買うとサインや写真撮影をしてくれるというので長い列の最後部で待つ。
初めて見た時と違い、太っていく過程をたまにニコニコ動画の番組などで拝見していたけど、本当に太ったなぁ・・
在りし日のお姿。
「これでもだいぶ痩せたんですがねぇ」と、サイン会が終わるといきなり脱ぎだした鳥肌さんにファンも良い温度で喜ぶ。
生きるための活路を開いて続けていくことを伝えられる日々。
最近は想い先行でウキウキしている。
明るいうちに明るい曲を作りたい所存。