温泉マークの話
蝉がシャワついている。
洗濯物を干しながら夏を感じているのが今の時代の私。
新聞を斜め読んでると「温泉マーク」の変更の話題に当たる。
なんでも、外国の人が「ホットプレートで料理をしてる」絵に見えるらしく、料理屋さんを連想させて紛らわしいということ。
「そんな風に見えてるのか〜」と同じくらい、これは温泉の意味だと伝えていってこその異文化コミュニケーションだと思ったりもする。
「これが温泉!?fuck'in jap!」とはならないと思う。
乱暴な言い方をすれば、間違えてレストランと思った外人さんにとっても、日本文化然とした温泉施設は良い思い出になるんじゃないかと思う。
「レストランだと思ったけど、この温泉てぇのもなかなか気が利いてるね。乙じゃん」と、なるんやないかしら。
意地悪を言えば、温泉地にわざわざ足を運ぶ人がレストランだけを目当てに登別や鬼怒川まで来るとは思えない。
街の銭湯施設だとしても「あ、間違えちゃった」で終わりでしょう。
普通にご飯も食べれるだろうし、どちらかというと、日本食が楽しめる施設が多いとも思う。
旅で来た人にとってはこの上なく日本を満喫するプランが図らずも完成する気がする。
浴衣なんか着て、マッサージチェアなんか座っちゃってね。
「そない言うんやったら」精神の優しい日本人は変えてしまうんだろう。
「お前らはどちらに付くのか」、がこんなところにも押し寄せてきてる気がして、勘ぐってしまうよ。
テレビが家に無いので、大抵のニュースはネットと職場の新聞で知る。
しかし私が見てる限りのネットニュースにはこの話は出てこなかった。
温泉マークが変わるのは嫌だなぁと思っている。
別にデモ行進をしてまで守りたいわけではないけど、温泉マークを認識した日から、ちょっと間抜けで、可愛らしい温泉マークが好きなのだ。
携帯電話の絵文字も変わってしまうんだろうな。
書いてたら今年は温泉旅行に行きてぇな~の気分。
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