spin da shit
イベントリハーサル前に時間を作って日本橋のレコード店に駆け込む。
買いそびれていたレコードが何枚かあり、どうにも気になって仕方なかったので「3店舗だけ回ろう」と決めて捜索開始。
最近ご無沙汰していた愛すべき狭い店内。
かがんで手をグイッと伸ばさないと取れないような所のシングル盤コーナー。
奥の方に1枚だけ目当ての7インチが残っていた!
最初に入ったレコード店で思わぬラッキーを拾う。
時間がゴソッと余ったのでネタになりそうなレコードを見て回る。
落語のレコードも充実していた。
そういえば基本的にネットがかなり高いことが分かってショックだった。
ネットだと、だいたいプラス500円くらいで売られていて、さらに送料がかかる。
これまで中古CDだけを見ていて、CDはネットも値段が変わらない事からタカをくくってた。
レコードに限って今回のような急場以外はネット通販をなるべく避けよう。
「あっ」と声の出る再会も。
父親が持っていたギターコード譜付きの歌本の表紙がこのジャケットだった。
中学生の頃はかぐや姫、吉田拓郎なんかのフォークを弾き語っていて、原田真二は名前も知らなかった。
ごく最近になってこのアルバムジャケットの存在と、あの時使っていた歌本のジャケットが結びついてなんとも言えぬノスタルジーに泥酔。
縁というのは何処かに繋がっていくらしい。
ニヤニヤしながら塚本駅からライブハウスに向かう。
ヒヤヒヤしながらリハーサルをして望んだ本番。
DJ初舞台は面白いが全てだった。
誘ってくれた矢野さんや、他のDJの人たちにも何故か褒めて貰えて、優しい人達で良かったと胸を撫で撫でする。
レコードプレイヤーとターンテーブルは別物だと知る。
全国のDJ達が上手くなりたくなる気持ちが分かった。
この日はライブペインティングも行われていた。
お菓子屋さんが出ていたり、イベントって良いなぁと思ったりしている。
来年から自分でも何かやってみるか、という良い目線になっている。
ライブハウスオーナーの細見さんも4つ打ちビートをガシガシかけて盛り上げていた。
最後は一枚づつ出演者が順番に流しまくり、残っていたお客さんと盛り上がり盛り上がり。
帰りは寒風の中でもダウンが着てられないくらい暑い。
やたら重いレコードのせいもあるだろうけど興奮していた。
去年も出た詩の朗読大会が一週間後に迫っている。
浮き沈みの激しい気性にDJイベントが普段のライブとは違う高揚を与えてくれた。
ターンテーブル欲しいぞ。
ポエトリー・スラム・ジャパン 大阪大会
2016.12.03(土)
13:00開場 / 17:00終演予定
場所:十三 シアターセブン(URL)
料金:1000円+1ドリンク代500円
MC:ヤング嶋仲