-kemurikikaku-

ママチャリに乗った小っちゃいオッサンの日記

颱風

 

 

夏らしくなってきた。蒸し暑さも本格的に。

代謝が良すぎる年中汗だるまこと私が、スモークです。

 

蒸し暑すぎる。

 

ここから一週間、酷暑日が続くらしい。

今日は一年振りの台風に見舞われた地元。そこまで台風らしい雰囲気にはならなかったが、閑古鳥がいつも以上にやかましく店は三時間早く閉店。

早く帰れるのは嬉しいけど、急に時間が出来たところで雨の中どこに行く気も、金もない。

 

 

 

 

今より少しだけ涼しかった某日、いつも遊んでいるメンバーで泉佐野方面にある海岸に行ってバーベキューをした。

 

この日は朝から関西国際空港の見学バスツアーに参加して、バスの中でほとんど寝てたり、帰りは蛍の大群を観察して山の中で感動したりした。

 

 

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ヨースケくんがAクラスと呼ばれる肉を買って来てくれて、焼肉奉行となり、みんなで旨い旨いと腹を満たした。

 

 

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音楽を流し、ギターを弾き、歌って過ごした。

 

 

 

そんなことを思い出して、ブログでも更新するかと思ったけれど、これ以上何も浮かんで来なかった。

寝ることもできず、なんとなく映画を見て、ラジオを聞いて、まだ眠れず、仕方なく、というのも変だけど、自転車に乗って深夜徘徊へ。

 

私は年に何度か自転車で深夜徘徊をする。

10代終わりから20代中頃はほぼ毎日意味もなく、深夜ママチャリにまたがって、車道の真ん中を走って嬉しがっていた。大抵最後はエロ本の自販機探しに落ち着き、結局見つからずにコンビニでエロ本を買ってウキウキ帰宅した。

 

実家に住んでいた頃は家族全員が嫌煙家で自宅内での喫煙は叶わず、外に出るのは煙草を吸いに行くのが1番の理由だった。

今ではパソコンをちょちょっと触れば、好きなだけ、好きな趣向のエロ動画を見まくれるし、煙草も換気扇の下に行く必要こそあれど、その日付けで肺がん宣告されるまで吸い続けることが出来る。書いてて怖いな。

 

 

今は当時と違い、深夜徘徊で得られた嬉しい気持ちは随分減った気がするけど、今日のような雨の日は傘をささずに濡れに行く事ができる。

雨の日にわざと傘をささない人は日本人には少ないと思う。当然自分も普段は傘をさして出歩く。というか、雨に濡れるのは嫌いだ。梅雨時期の雨はジメジメもプラスされて、代謝の良すぎる汗だるまにはこの世で指折りの嫌な事に分類される事だ。

しかし深夜徘徊時はよっぽどの理由がない限り傘を持たずに外に出て、降って来たら濡れる事にしている。別にそれで何が起こるわけでもないけど、わざと雨に濡れることは気分転換に近い作用をもたらしてくれる。

深夜徘徊の時はいつでも好きな時に帰る事が出来るし、ずぶ濡れになろうが、汗だるまになろうが、飽きたらすぐに帰りシャワーを浴びてリフレッシュできる。

何より、自分にとってわざと雨に濡れるのは気分が良い。

能動的に濡れに行ってるということと、すぐに帰れる距離というのが重要だ。

タイの離島に遊びに行った時、前が見えない雨量のスコールに叩かれて慣れない原付を運転しているのはひたすら辛かった。 

良い心持ちでシャワーくらいの雨に濡れて駐輪場に帰る頃には、Tシャツとズボンの前身頃だけが真っ黒になって、後ろ身頃が乾いている貧坊ちゃまみたいな姿になっている。

 

 

 

 

シャワーを楽しみにエレベーターに向かうと団地に住み着く野良猫と目があった。

こいつは夜になると駐輪場に停めてある自転車の、子供が座る後ろのシートで寝ている。

いつもなら熟睡してない限りすぐ逃げるのだが、ずぶ濡れで近づくと少し興味を持ったのか、警戒しながらこちらの様子を伺っている。

飼い犬は飼い主が悲しんでいると寄って来る習性があるっぽいが、野良猫も、人間が哀れな姿の時は少しだけ心が開くのかもしれない。

猫はすぐ自分に飽きて、最後はわざわざこちらにケツを向けてノビをして何処かへ。

 

 


Happy End - Taifuu

 

 

 

 

風街ろまん

風街ろまん

 

 

全国版 あの日のエロ本自販機探訪記

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