-kemurikikaku-

ママチャリに乗った小っちゃいオッサンの日記

人生相談

 

 

もう本当に最後の日が近くなった職場で、別れを惜しむように、週刊文春の贔屓コーナーを熟読している。

 

お気に入りの連載の1つに伊集院静さんの相談コーナーがある。

 

このコーナーで、何号前からか異変が起きている。

 

 

 

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画像左上にもちょっと見切れているのだけど、ここ何週かに渡って子供からの相談が続いている。

私が見始めた頃は大体壮年のおじさんおばさんの質問が並び、若くて20台前半、も少なかったように思うが、ここ数週に渡って小学生からの相談が増えてきている。

「最近、どうして子供の悩みばかりが寄せられるのか?」と毎号書いてらっしゃる気がする。

 

 

最初は編集部の人が面白がって捏造してるんだろうと思っていたけど、メリットがそんなに無さそうだ。

伊集院さんがどこかでポロッと「年寄りの相談相手は飽きて来た」と言ったのかもしれないけど、だからって小学生からの相談を持ちかけるかは分からない。

はたまた、昨今の文春の過激なスクープ記事に反応した親が買ってくるのを見ているのか。

理由は当然わからない。

 

 

真摯に小学生の質問に答える伊集院さんの回答を楽しく拝見できて、コチラはそれ以上なにも望まないのだけど、何故なんだろう?と一緒にくびを傾げて、それもまた面白い。

 

 

 

「母親が親友の悪口を言ったり、自分と比べたりしてきます。母に親友の悪口を言って欲しくないです」という小学6年生の質問に、氏はこうお答えになった。

 

親友の悪口を言って欲しくない、というあなたの考えは正しい。(略)

あなたはまだ若いから知らないだろうが、人間の大半は、人の失敗や悪口を言うのが大好きなんだよ。

 

ああ、いつまでもこういうのが続くんだなぁとか、そういう事を思ったりできる好きなコーナー。

 

 

 

 

週刊文春 2017年 7/27 号 [雑誌]

週刊文春 2017年 7/27 号 [雑誌]