-kemurikikaku-

ママチャリでかけずる小っちゃいオッサンの日記

たまにポツリとさらけ出すこと

 

 

YouTube紹介が妙に多くなってる当ブログ。

思い出したように見返す昔の番組も紹介しておきたい。

 

95年頃、糸井重里さんが司会をしていた「カミングOUT!」という月1回だけやっていた深夜番組。

リアルタイムで観たことは無いので関西で放送していたかは分からない。

 

 


糸井重里 カミングOUT! 「ヘアー」

 

のちに「イトイ式」と名前を変え、Wikipediaを調べてみるとフジテレビからTBSに放送局も変わっている(そんなことあるのか?)。

たまにYouTubeで動画の生存確認と共に見ている。

 

 

 

まずレギュラー出演者に木村拓哉さんと大槻ケンヂさんが並んでいるのがとてつもなく興味深い。また番組内で出演者が当たり前に喫煙しているのもこの頃が後期じゃないだろうか。

老若男女入り乱れ、拙くとも自分の思うことを肩肘張らずに、または思いっきり力強く、何より自由に語るのがラジオみたいで、いい意味で今のテレビっぽくなくて面白い。

 

毎回様々なテーマで様々な業種の人が議論を交わす番組で、この回ではゲストのカールスモーキー石井さんが掲げた「ヘアー(毛)」がテーマ。

いきなりカールスモーキー石井さんの実家が銭湯をしているという豆知識にグッとくる。

 

 

番組内で現代では毛以外にも、血や汗など、人間の生命活動を感じるものが排除されている、ない事になっていってることに言及。

日本のメディアではそれらを「悪」とは言わないまでも、毛なら処理する方向へ、血や汗はなるべく見せないことを良しとする方へ行っていると話が進む。

 

ゲストの山田五郎さんが「自分は体毛の濃い女性より、ツルツルの方が好きだ」と仰っていて、司会の糸井重里さんが体毛の濃いことを「ソウル音楽」に例えた際、かぶせて例えた山田さんが言う。

 

僕自身ソウルとかブルースが好きなのは、普段自分が嫌っているもの(濃い毛)を逆に欲しがってる気持ちで好きなんですよ。俺にとってプログレが好きなのはツルツルが好きな気持ちとリンクしてて、上手く言えないけど、ブルースが好きなのは毛とか汗が好きな気持ちとリンクしているのかなあ。頭では(現代的な)ツルツルが好きだけど、たまに体が(原始的、ワイルドな)命を求めるんですよ

 

ソウルが体毛の濃い感じだという例えも面白いけど、「プログレ=ツルツル」の感じにはすごく納得させられるものがあった。

テクノとかもツルツルっぽい。

 

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俺がビートルズを好きなのはどっちなんだろう?

アイコンとしてのビートルズは完璧にツルツルのような気もするけど、ルーツが黒人のブルースやロック音楽にあるからなのか、年代によって剛毛な気もするし、すごくアバンギャルドな剃り残しがありそうな気もする。

同時にヒップホップが好きなのは、山田さんの言うソウル、ブルース的な体毛の濃さへの、ワイルドな生命への憧れがある気もした。

だとすればツルツルが好きで、濃いめにも惹かれている両刀使いの私が、スモークです。

 

 

のんびりした笑える話から「芸術とわいせつ」についての意見など、2018年に聞いていても「そうなんだよ!」と凹みそうなくらい膝を打つ内容。

番組終盤、世の中でない事にされている「本当のこと」についての話は、先日紹介した「アノニマスの警告」に似ている話だ。

 

kemurikikakuku.hatenablog.com

 

個人的には気づきや金言が山ほどあって紹介してたらキリがない番組なのだが、この回においては避けて通れないエロ話に全盛期のキムタクが笑わないようにしてる風に見えるのが良い。

 

 

当たり前のことを何度でも言うけど、面白い人の話は面白い。

加えて、面白い人の話は隣の人の面白い話へ橋を渡っていくようだ。

 

YouTubeにはこの他にも6つくらい動画が上がっているのでお時間のある方は。

残りの放送も全部見たいし、手元に置いておきたいからDVD、Blu-ray化してほしい番組の1つ。

 

 

 

ヘアー [DVD]

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ヘアスプレー (字幕版)
 

"Hair Stylistics CD-R Cover Art Works" BOOK WITH CD "BEST!" (TANG DENG)

 

 

 

 #day900