-kemurikikaku-

ママチャリに乗った小っちゃいオッサンの日記

生活の助け舟

 

 

友達のところに双子の赤ちゃんが誕生した。

なんともめでたい。

長い友達が双子を授かったニュースはとても不思議な気持ちがした。

双子って本当に生まれるんだなあ。

アイツが双子の親になる未来なんて、まぁ想像してなかった。

おめでとう。

 

 

俺が生まれる1ヶ月前に放送されたお正月恒例企画だった大滝詠一さんと山下達郎さんのラジオ放談の面白いこと。

ホント、各位にありがとうございます。

 

 

研究に没頭する博士と助手が「チミ、分かるかね」「博士、これはすごい発見です!」「博士!コレを見てください!」「君!コレは・・!」なんてノリで話している。

とても楽しそうな音楽談義。

戯画化される博士と助手も本当にその分野が大好きで本気で研究してるからこそおかしみが滲むんだなと理解。

もうこの会話が聴けない世界になっているのが惜しまれます。

 

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山下さんが「ビートルズファンは聞き逃せませんよ」とカバーモノを紹介していた、「ミスタームーンライト」と「アンナ」の元ネタ。

 

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当時のミュージシャンは今みたいに簡単に、とりあえずレコーディングなんて話はなかったろうから、死ぬほど曲を歌いこんでからレコーディングしているのだろう。

歌い方がすでにベテランのライブみたいな歌唱法になっていて興味深い。

 

 

コレもカバーなんだよって話から、ビートルズが出来上がるまでの仮説と考察を交えるお二人の会話もたまらない。

アンナのドラムリフを後に作曲される「イッツオンリーラブ」に使っていること、カバーした曲はオリジナルに取り入れていたという話や、「ジョンはアーサーアレクサンダーのボーカルに影響を受けたんじゃないかと思ってる」など、ホーホー言いながら聴いてる。

 

ブラックミュージックの影響を受けたジョンと、スタンダードが好きなポールが組み合わさったビートルズ

ジョンの追悼コンサートなんかでは、ジョンが好きだった音楽を演奏した方が真に追悼になるんではないか?という大滝さんのミュージシャン目線のお話もなんだかジーンときた。

 

ビートルズネタで3週分は楽に収録が出来ると豪語するお2人でしたが、3ヶ月は行けそうな気配。

俺はまだまだ何にも知らないひよっこだなと笑いながら反省する始末でした。

 

 

 

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こちらも歌い込みが完了していて素晴らしい。

 

 

先日、一般の人が作ったのか、山下達郎さんの音楽をサンプリングしたトラックにMF DOOMのラップを乗せた無料配信音源が一部で話題になっていた。

一定数の無料ダウンロードがなされた後、現在は1$の値段がついていることにモヤモヤしている人の呟きがTwitterに上がる。

サンプリングのクリアランスをクリアせずに発表される有料音源が業界の首を絞める事になるのは言うまでもないが、この手の問題を思う時、YouTubeでいろんなモノを見聞きする自分の事も考えないわけにはいかない。

 

 

ミスター・ムーンライト

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ROCKIN' WITH RED ? SINGLES As & Bs 1950-1962

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Anna (Go to Him)

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