-kemurikikaku-

ママチャリに乗った小っちゃいオッサンの日記

あんた誰?

 

 

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なるほど。

 

 

 

自分はいつも心の中にお兄さん的な存在を作って生きている。

兄といっても年齢性別、国籍も不問。

心の師匠だとすごく厳しそうだし、先生はあまり好きじゃなかったので、兄、くらいの立ち位置で見ていられる人に師事する。

それが心地よく、ひとまず兄の指し示す方向を見てると理屈抜きに安心できる。

 

 

ここ何年か見えてる範囲の社会はいろんな事が次から次に起こりまくって、何かしら知識のある人同士が怒り合っているように思う。

中学生の頃、当時の心の兄だった友達が「キレてる奴見たら笑ってまえへん?」と言ってきた時があった。

何を言ってるのか分からなかったけど俺は思わず「わかるわー笑」と話を合わせてしまった。

心の兄がそういうもんだから、まだ若い俺は素直になれず飲み込んで、「俺も怒ってる奴を笑おう」と意味不明な努力を始める。

人間は真面目なもので、そんな風に生きてるといつの間にか怒ってる人間を笑えるようになってきたのだ。

後年、人はそれぞれ違う生き物で、考え方や生き方は一人一人まるで違うんだよと、その時の心の兄だった人に教わり脱洗脳に至るのだけど、新しい洗脳に陥っただけなのかもしれない。

自分の考えがあるようでない。

 

「人って、基本パクりですからね」と言った或る兄の言葉に許された気になって前を向いている。

 「心の兄」は信仰にソックリ。

 

 

 

ラジオでペシミスティックという言葉を覚えた。

日本語で厭世観(えんせいかん)。

厭世観も、大学の時の兄だった作家から仕入れた言葉だ。

 

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ザ・なつやすみバンド - 「パラード」 Music Video

 

 

パラード

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