君を待ってる
先日初めてこんがり音楽祭へ遊びに。
手あげてたやつ誰やねん。なんか分かるけど。ありがとうな。
これまでいろんな野外音楽フェスに行ったけど、出演者全員見たいフェスは多分初めて。完全なる晴天の中、ヒーローが目の前でご機嫌なステージを繰り広げて笑っていた。俺もニタニタ笑って暮らした。
出不精過ぎて普段ほとんどライブに足を運ばないのだけど、好きな人のライブを観る幸せを久しぶりに思い出していた。10代、20代の頃はとにかく眩しく輝いていたヒーロー達のライブ。30代になって見るともっと素敵で、等身大というのか、新しい感覚で身体中が沸き立つような感動があった。
この日は先輩谷本さんがドラムを叩く赤犬のライブもあった。なんて素晴らしいことだろう。私はこんがり音楽祭に出演します。
全ステージ楽しくて楽しくて、自分の大好きな音楽がなりっぱなしの1日だったけど、最前列を陣取り、気づけば声を上げ、歌い、叫び、熱狂したのはスチャダラパーとオシリペンペンズの2組だった。
ずっと見たかった。心底見れてよかった。小学生の自分にヒップホップの楽しさを教えてくれた人たち。
何年も何年もミルフィーユ状に重なる思い出が交錯する聞き込んだ曲達。スチャダラパーだ!というMC。生で聴くシンコさんのビートの重み。新曲カッケー!とか。
昔ライブに憧れた、ライブをやりたいと思った、ライブが楽しかったこととか全部思い出した。
オシリペンペンズのボーカル石井モタコさん。ライブを見るのは多分10年ぶりくらい。あの頃から更新された格好よさと変わらないビリビリくるパフォーマンス。あまりの鮮烈さに「カリスマやな・・」と漏らした痛いファンは俺です。
カンフー着はやっぱり欲しい。
ライブ始まってすぐステージから降りる感じとか、あの頃と変わらず感動した。
熱狂、熱狂、熱狂。みんなホンマに楽しそうにしてて、笑顔と罵声が飛び交う大トリ、ペンペンズのライブが終わるころ、小さくまとまろうとしていた自分が自然と救われていた。憑き物が落ちたとかって言い方がシックリくるような。
別になんか改めて書くこともなくて、ライブ超よかった。ペンペンズ最高。で終わりなんやけど、なんか言いたくなる。けどこの感動は言葉で言えたらライブの意味もない。ありがとうございました。
お腹すいた。眠たすぎる。今日も最高の1日やった。明日はもっと最高の1日になるで。