-kemurikikaku-

ママチャリでかけずる小っちゃいオッサンの日記

旨汁吸い放題

 

これまでトイストーリーを見たことがなかったと思う。1を見たことがある気がするのだけど記憶に無い。そんな状態で最新作の4を見ることに。ディズニー映画なら続き物でも必ず全容が掴める作りに仕上がっていると、全幅の信頼を寄せているため、なんの気負いもなく映画館へ。当然すんなり最後まで見ることができた。当たり前のようで、俺が勝手な信頼をできてること含め本当に凄いことだ。

 

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しかし驚いた。今まで生きてきて、こんなに完成度の高い何かを鑑賞したのは初めてかもしれない。それぐらい言っていいレベルで最高の作品だと思った。ピクサートイストーリーに注ぐ思い。その深く優しいことなんの如しやねんと。内容は言うに及ばず3DCGアニメーションの世界最高峰の技術に心をすべて持っていかれた。家に帰って反芻しながらここまで最高の存在はビートルズ以来だと結論した。

 

 

スクリーンに白バック黒文字で「PIXAR」の文字が現れ、スタンドライトがコミカルに動く所から、館内に照明が灯る瞬間まで、1秒たりともまったく隙のない作り。どこを切り取って追求してもつじつまが合うようにできているストーリー。演出、構成、キャラクターの作り込み。まず子供が見ることを前提に作られていると思うのだけど、どの年齢の人が見ても、どの場面も必ず自分の中に答えが見つかるし、子供たちは深く考えずに物語に吸い込まれて楽しむだろう。各々の解釈を絶対的に許されている空気の作り方。同じ場面を見ても面白いと思う人、可愛いと思う人、誰の中にもきっと辿れる道が用意されているんじゃないかと思わされる。特に子供に向けては注意深く作られていて、重要な場面における大きな字幕に最初戸惑ったが、意図を理解して感動した。

 

自分は迷子の女の子が泣いてる表情の素晴らしさに涙腺が決壊した。それまでに散々泣きそうになる所があったのだけど、そこでバーン!とやられました。さらにそこから続く演出の良きこと良きこと・・きめ細やかな動き、とにかく配慮、本当にどこを切り取ってみても隙がない。作品は可能か不可能かは関係なく、作品として100%の出来、100%の完成を目指して制作されることが多いと思うのだけど、それが受け手に100%で届くことは少ないんじゃないかと思ってしまう。どこかに気にしなければ見えない程度の、極めて微少な、ごく些細な引っかかりがあったりする。「トイストーリー4」は現段階でそれが無かったと思う。100%全てが理想の値にまで満たされた作品だったことに感動を超えて、降参する気持ちになった。全シリーズ見よ。

 

 

そういえば実写版アラジンに続き、今回も「強い女性像」が描かれていた。これが少なくとも欧米圏の見解では主流になっているということなのだろう。反対に、あるキャラクターにおいて男性像として描かれた「逞しく見せているが、一皮剥くと落ち込みがちな情けない所がある」性質は、これまである種ギャグのように使われていたように思う。今作でもそういう扱いではあるものの、意外性が感じられず「ふつうにこういう男いるよね」とギャグにも見えない。気づいていたけど言葉にならなかった時代の変化を言い当てられている感覚が面白かった。もちろん全ての男性がそうなってるわけではないけど、女性性の変容よりも、時代の空気を一部明確に提示しているキャラクター設定だと思う。何度も書いてしまうけど、どこを拡大して見てもとにかく見事。呆気に取られるくらい様々な種類の感動に殴られた。本当に素晴らしい作品、ってマジで今さらやけど。

 

 

youtu.be

 

今年中に321と見ていこう。トイストーリー見てて1番最初に感動したのが、人間が近付いた時の「おもちゃに戻る」あの動き、ホンマに凄いっすね。ほとんどの人にとってお馴染み過ぎるんやろうけど。明日はもっと最高の1日になるで!

 

 

撮ってる手が映ってもーてるやん。

Brassft Punk [Analog]

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Brassft Punk

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トイ・ストーリー (吹替版)

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トイ・ストーリー (字幕版)

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 今週のお題「空の写真」