-kemurikikaku-

ママチャリに乗った小っちゃいオッサンの日記

新たなる再会

 

プチ断食を決行している。水は飲むよ決死隊。プチって言葉がなぜか好きになれない病。理由は分からない。

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お茶と水を大量に摂取して、前にも増して小便の気配にマークされてる。

 

昨日一昨日くらいから、Twitterで複数の漫画家さんが「アナと雪の女王2」の感想漫画を描いてアップロードしていたことが話題になっていた。いわゆる「ステマ(ステルスマーケティング)」を疑う声が漫画家さん達に浴びせかけられているようだった。ステマはここ数年で耳にするようになった言葉で、今では現代用語として当たり前に使われている。ステマとは簡単に、「消費者には宣伝であることが気付かれないように商品の宣伝をして、その会社から対価を受け取る」ことだろう。漫画家さんのアカウントには我先にと批難が相次ぎ、昨今のネット名物になった光景が展開されている。正義の名の下に集団で1人を袋叩きにする行為については既にたくさんの方が指摘されてる通りですが、その日のうちに漫画家さんたちは「PRと付け加えて投稿」しなかった旨を謝罪するようなことになっていた。正義が通った後にはペンペン草も生えてない景色を見て、ステマがなんでアカンのかを考えたことがなかったことに気づいた。

イメージとして、「良くないものに対して、お金をもらってるから嘘をついてコレは良い!」と影響力のある人が宣伝をするのが悪いステマだと思う。「良くないものを良いと言う」行為に関しては、何をもって良くないとするかもそうだけど、単純に人の好みもある。実際悪いなと思ったのは、例えばサプリメントなんかで、飲むだけで痩せるなど、嘘の効果が得られると謳ったものなどがそうだ。それを効果が得られたわけではないのに、「良かった」と第三者が対価をもらって広めるのは悪質だと思う。ただ自分が一方的にずっと知ってる有名人も赤の他人なわけで、知らない人が勧めてるものを買う時は、知り合いから勧められてる時とは違うのだから、自分なりに調べたりはしないのだろうか。「この人が言ってんだから」の信用だけで買って、その商品がよくなかったら、今後その人の発言に注意するだけだとも思う。これが泣き寝入りみたいで悔しいのかな。高額商品だとその可能性もあるか。でも高かったら余計買う前になんなりと調べるよな。

最初に書いたように、今回の件を見てると「PRであることを言わなくてすみません」という謝罪をされてる漫画家さんが多く、これに関してはYouTuberの動画でも不思議に思ったことがあった。「案件動画」と呼ばれる、会社から提供された商品を紹介する動画があって、YouTuberによって動画内容が「案件なのか、自発的に紹介してるのか」を明かさないままアップされてるものがあり、この手の動画コメント欄には必ず「案件なら案件と言うべき」だと主張する人が現れる。なぜ明確にする必要があるのだろう。YouTuberの側に立つと、おそらく「案件動画です」と言えば昨今のステマに対する一般的なイメージで「良くないものをお金のために良い」と言ってる風に映るから言わないんだろう。これは企業とビジネスで提携して商品を紹介してるので、現代的な配慮のような気がしてならない。また本当に良いと思ってるから「案件動画です」と明確にするのも個人の自由だと思うし、純粋にお金のためにやってるなら、良いと思ってなくても明確にすることは出来る。どちらにせよ、損をしたくないなら、それが嘘なのか本当なのか自分で調べて、正確に分からないなら買わなければ良いのでは、という話だと思う。「なんでそこまでせなアカンねん」と言う人もあるだろうが、オッチャンはなんであかの他人を無条件で信用できるのか分からない。アレコレ主張してる人達はこれまで信用してきた人に大量のゴミを買わされ続けてきたのだろうか。もしそうなら一刻も早くそういった人間から離れるべきだ。単純に「儲けてるのが腹立つだけ」という説もよく見る。

漫画家さん達は「本当に映画が良かった」ことを漫画で伝えようとしていて、個人的にはどの漫画からもそれが凄く伝わったのだけど、その必死さが逆に、いわゆるステマっぽく映るのは皮肉な感じがした。多分、ディズニー側から「案件であることを言わないように」言われていたのではないか?と漫画の行間に読み取れて、それはありのままに生きられない歯がゆさを抱えていた頃のアナ女王のようだった。(適当)

 


J Dilla - Two Can Win

ディズニー側から「PRって書いてねって言ったんだけど伝達ミスで伝わってませんでした!」という謝罪文が出たらしいけど、公表が漫画家さんより遅いのは良くないよな。「良いものじゃないと思ったら、良くないって言いますよ?」と先に企業に断って商品紹介を仕事として引き受ける方もいらっしゃるので、人それぞれのやり方があって、信用があるよね。なにより「それで良いです」と言える企業の自信、努力、懐の深さに脱帽。ディズニーくらい大企業になるとアンチも多いだろうし、そういう冒険は無意味なんやろな。

とにかく俺はお腹が空いた。字を書いてれば忘れられるけど、集中力が切れたらペッコペコ。今日も最高の1日でした。明日はもっと最高の1日になるで!

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