「ことの終わり」を見た
またまたラジオでお勧めされていた映画を見。
今回見た「ことの終わり」は不倫がメインテーマのお話、
なんだけど、どうやらそれだけではない。。
1940年代のロンドン。小説家のモーリスは知り合いの高級官僚ヘンリーから、ヘンリーの妻サラが浮気をしているのではないかと相談を持ちかけられる。モーリスとサラは以前愛人関係にあったが、サラが一方的に突然関係を打ち切った理由がモーリスにはわからなかった。今の浮気相手が誰なのか知りたいと思ったモーリスは、探偵を雇ってサラを調査することにした。
1人の女を巡る不思議な三角関係のお話。
複雑な三角関係を描いたと見せかけて、
シリアスなエロサスペンス映画に見せかけた、
単純なコメディなんじゃないか?と勘ぐって見ていた。
「真剣にふざけてるヤツだろ」って感じの変なシーンが多い映画だった。
「伊集院光の週末TSUTAYAに行ってこれ借りよう!」ってラジオ番組があって、
これが、おもろいの。
毎回ゲストを迎えておすすめ映画を教えて貰い、
「ここを見て!」ってポイントを3つ挙げてもらう。
2週間後に再び同じゲストが登場して
「あの映画どうだった?」と一緒に映画の感想を話すという内容。
オススメした人が知ってる映画の裏事情だったりが聞けて楽しい。
この映画はそういう裏事情みたいなのが面白い映画で、
作者は名作と誉高い「第3の男」を書いた元スパイの経歴を持つグレアム・グリーン。
「ことの終わり」はグレアム・グリーンの自伝(的小説?)からの映画化で
ほぼ実話に基づき製作されてるそうなのですが、
物語のラスト、
敬虔なクリスチャンとしても有名だった作者の思いもよらぬ言葉で映画は幕を閉じる。
サラの「第3の男」は一体誰なのか?
そういう裏事情を聞いてから映画を見ると面白さが全然違うし、
「最後まで嘘を突き通す人生はこんな素敵なのか!」といたずら心を刺激されたのでした。
最近この番組のおかげで映画を沢山見れてる。
非常に生活が豊かな気がします^p^