-kemurikikaku-

ママチャリに乗った小っちゃいオッサンの日記

名言

 

僕はおしゃべりが上手な人が好きで、自己啓発本の類をついつい見てしまう。

いろんな人が真に受けちゃう文章には筆者自身が騙されてる事もあるくらい迫真、

生きて来た証みたいなものがナルシシズム含め書かれてる事が多い。

トランス状態で書かれたような文章は生々しくて面白い。 

 

エッセイやルポルタージュ、伝記みたいな文章に惹かれる理由はそこにあって、

誰も経験した事が無い、似た経験はあっても同じはあり得ない、

その人独特の、オリジナルな部分が楽しいのです。

 

しばしばやる気がなくなった時なんか、冒険譚を読む感覚で

それらの本を軽く立ち読みしたりする事にしている。

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今日もちょっとダレてきた頃に、雨の中、本屋に行くのも面倒なので、

ネットに名言でも探してやる気を出そうとしていると

ロシアの作家レフ・トルストイ先生の名言が向こうから目に焼き付いてきた!

 

 

良かろうが、悪かろうが、つねに書かねばならぬ。

書いていると、直接の利益はなくても仕事に慣れ、文体が出来てくる。
反対に、書いていないと、迷いが出て、くだらぬことをすることになる。
                         トルストイ(作家)

 

 

先生!涙で前が見えません!

戦争と平和」の全文書き写しをしたいと思います。

 

 

 

時に賢者は愚直のすばらしさを説いてくれます。

 

 

しまいに悪魔は「手で働くより、頭を使って働けば楽をして儲けることができる」と王や人民に演説するが、誰も悪魔を相手にしなかった。その日も悪魔は、高い櫓の上で、頭で働くことの意義を演説していたが、とうとう力尽きて、頭でとんとんと梯子を一段一段たたきながら地上に落ちた。ばかのイワンはそれを見て、「頭で働くとは、このことか。これでは頭に胼胝よりも大きな瘤ができるだろう。どんな仕事ができたか、見てやろう」と悪魔の所にやってくるが、ただ地が裂けて、悪魔は穴に吸い込まれてしまっただけだった。

 

wikipedia イワンの馬鹿 あらすじから抜粋

 

 

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