梅田を歩く
ノートパソコン用のケースを買いにヨドバシカメラへ。
行ったものの、意外と品揃えがよくなくて、探し方が悪いのかな?と思い、
何人かの店員さんにも聞いてみたがどうやら見て回った所で終わりらしい。
結局買わずにやたら広いヨドバシカメラを上から下までウロウロするばかり。
電化製品にそんなに興味の無い自分は修行と思って各フロアの商品を
興味のあるような顔でしげしげと眺めたり、手に取ったりする。
電化製品フロア以外のアパレルフロアと飲食店フロアには毎度目を見張るものがある。
大抵のものがあるサマはもはやイオンモール。
ヨドバシカメラで1日が完結してしまう作りになってるのが少し怖かった。
それらにも飽きて、久しぶりに梅田の街を歩いてみる事にした。
ながらく拒否反応の出ていた梅田と最近は仲良くしている。
お酒を飲むようになったからか、視線の方向にある風景に、
"○○横町"的な雰囲気の飲屋街や路地が加わり、親近感がわいている。
改めてゆっくり梅田の街をあてもなく1時間程歩き回ってみて思ったのが、
東京都のどこかに似せた雰囲気を持っている事だった。
血迷ったような、おかしな事を言うようですが、
自分は、最近やっと二十歳くらいになったような感覚の部分があって、
その自分を通して見た梅田はすごく魅力的だったし、
実際に二十歳の頃からここでずっと遊んでたら、今の自分はいなかったなと感じた。
どの街も8年から10年くらいを一回りで、様変わりしてるように思うけど、
難波、心斎橋辺りの10年と、梅田の10年は大きく違う。
街にある雰囲気と、居る人の影響を受けて、みんな何かになっていく。
最近、梅田がちょっと好きです。