花嫁は厄年ッ!
僕と同い年の女性は神社にある厄年チャート表みたいなのによれば
厄真っ最中みたいですが、厄払いはされるんでしょうか?
今でも獅子舞に頭をかじらせたり、宮古島なんかではパーントゥっていう
パプア・ニューギニアのお面みたいなのをつけた怪物がドロを塗りに来るという
不思議な厄払い方法が伝わっているらしい。
神様の泥塗り苦悩 宮古島・パーントゥ | 沖縄タイムス+プラス
人には周期ごとに災厄が降り掛かるという、これは平安時代に既にあった概念だそうです。
自分を苛めぬくストイックスタイルって感じがいいっすね!笑
世界の様々な国でも同じような風習は残されているらしく、
その当時、その国の中の、一般的な生活状況が厄の基本スタイルを作っているのでしょう。
昔、男性で24歳(前厄)といえば仕事を任せられるくらいに自立していて、
42歳(後厄)にもなると現役から退き、隠居生活を始めようという頃だったとか。
悪い事が起こるというより、次の段階にステップアップして
問題が起こりやすい時期なんだろう。
今でもニュース番組なんかがやたらと日本人を対象に「○○の平均」を発表している。
「お年玉の平均」みたいなのから「50歳がガンになる確立」など深刻なのまで。
昔から人間は他所に住む人間に、自分達の情報を公開したい欲求があるのかもしれない。
同時にソレを聞いて、「何言ってんだ!こっちの方が優秀だ」と自分を奮い立たせる
弱肉強食時代のDNAが平均調査には息づいてる気もしてならない。
厄払いはジャンルで言えば、科学的根拠が無いという意味でオカルトと言える。
しかし現代のほとんどの人が「まぁ気持ちのもんだから」と、
宗教や、オカルトや、弱肉強食のDNAすらも関係ない、
「お付き合い」の感覚で厄払いをしているんではなかろうか。
こういった一つの文化が、宗教や自意識を越えた所に来てるのが凄いなと思うのです。
「気持ちのもの」って「当たり前」とか「常識」に近いけど、
それらとは違う不思議な次元にあると思いませんか?
「別に怖いってのもなくて、まぁみんなやってるし・・」と。
平均を愛する、気にし過ぎの日本人に適した呪いのような風習ですね。
42歳の「厄払い」は俺もやると思います^^;
大晦日にタイムスリップする名演。
実際に明治から大正時代にかけて「厄払い」という家業はあったそうです。