-kemurikikaku-

ママチャリに乗った小っちゃいオッサンの日記

用意周到の罠

 

忘れ物をよくする。

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自転車の鍵、家の鍵、財布、携帯、雨降ってるのに傘。

 

 

なのに鞄の中にそんなに要らない物が沢山入っている。

必要に迫られたらその場で買い足せば良い物を常に持ち歩いている。

 

たとえば、

もしかしたら使うかもしれないティッシュ。

 

コレはハンカチと共にエチケットかもしれないが、

もし無くなった時の為の予備も常備している。

水に流せるタイプの物をわざわざ選んで買っている。

 

他にも風邪薬や頭痛薬、絆創膏、歯ブラシなどなど。

不用品。

 

 

自分のイメージでは災害が起きた時を想定している。

悪いことではないけど、基本的な忘れ物をまず無くしたまえ。

 

 

無論、災害時にそんな少量の生活用品など、意味を成さないだろうし、

何よりまず衣食住が必要になるその時にはあまりに無力だろう。

 

という

正論には負けてしまうかもしれないけど、持ってる事で安心するのだ。

 

 

あとは経験として「いま俺が持ってりゃ良かったな」の瞬間を覚えてるんだと思う。

次の来たるべく瞬間にサッと出して英雄になりたいんだろう。

相変わらずの軽薄さ。

 

馬鹿の典型だと思った。

何をやらせても恐ろしく要領が悪いのがわかる。

 

 

瞬間の見栄の為に荷物を増やし、その来たるべき災害とやらの時に

重い荷物をガチャガチャ運ぶ馬鹿の姿を想像すると、急に惨めな気持ちになって来た。

 

 

忘れ物の事に戻ると、そんな用意周到をやろうとしてるくせに、

雨が降ってる日に家を出る時に傘を忘れる。

酷いときは鍵だなんだと何度も忘れて、4階の家と駐輪場を往復する。

 

一回忘れた後、家を出る前に確認をしない。

下手すると確認したのに「あっ」と忘れた事に気付く有様・・

馬鹿は災害時の用意を鞄に入れた重い荷物を持って上り下りをする。

 

 

しばらく不自由を感じようと言う事で手ぶらで出かけたいと思う。

持たない不自由の中で、本当に必要なものを知るんだ!