-kemurikikaku-

ママチャリに乗った小っちゃいオッサンの日記

植木に水を、

 

 

職場の喫茶店にはチョイチョイおかしな人がやって来る。

ほぼ毎日職場にいてる私がやはり対応することになる。。

 

 

 

オーダーを受けたホットケーキを運ぶ。

「カラカランッ」

グラスに入った氷をどこかに投げ捨てるような音がした。

 

目の前にはオバちゃんが何かを植木に投げ込む姿。

ほぼ同時くらいに配膳にきた私の気配に気づくと、

逃げるように席に戻り、何食わぬ顔をして座って澄ましている。

 

 

明らかに、おかしい。

 

 

テーブルにホットケーキを置いたあと、すぐに植木を確認すると氷が投げ込まれている。

緑色の幹にはアイスコーヒーと見られるこげ茶色の液体が付着している。

 

瞬間、何食わぬ顔で澄ましていたド下手な演技をするオバちゃんの顔が頭に浮かぶ。

 

 

澄ましていたはずのオバちゃんは氷を確認する私に向かい

「あ、それ、あの・・」などと明らかに狼狽している。

 

自身のやったことに今さら後ろめたさを感じているのがヒシヒシ伝わってくる。

 

 

オバちゃんが座っていたのはヤカンが置かれてる場所。

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手前の葉っぱが植木。

サササッ!て感じで移動するこざかしい感じを想像して頂きたい。。

 

 

 

結局、何がなんだか分からない。

 

「なにかムカつくことでもしただろうか?」とおもいながらオバちゃんを無視して、

他になにか投げ込まれてないかを確認しながら、どういう風に何を言うか考えていた。

 

 

何も無いのを確認して振り返り、氷を1つ掴んでオバちゃんに見せながら、

「コレ、何してはるんですか?」

ナイナイ矢部さんの開発した敬語ツッコミは本当にソフトだ。

 

 

さぁ、どんなことを言うのか楽しみに眺めていると半笑いでオバちゃんが答えた。

 

「あの、これ、氷多かったから」

ヘラヘラしながらグラスの氷をかき回している。

 

 

想像を超えていた。

見た目からして60代くらいか、分別の付かない年頃にはとても見えない。

 

いったいどんな脳の構造をしてるんだろう、開頭手術かな?

 

 

「言うてもらったら氷減らしますんで、あんま無茶苦茶せんといてもらえます?」

 

オバちゃんの旦那がかばうように「水、水やから、水」なにかモゴモゴ言っている。

彼らの家ではアイスコーヒーや氷を植物にやるらしい・・

 

 

仕事も終わる週末だというのに、ため息も出ないぜ・・

 

 

で!

こういう時に、昨日ご紹介しました『Living Inside Your Love』を

聞いたり、歌ったりするわけですよ!\^p^/

 

♫リビニサイジョ〜ラ〜ブ♫

 

 

ほらね!泣いたカラスがもう笑った!(狂)

 

 

キチガイ地獄

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