深く考えないで吸い込む
ま~た今日も終わっていく。
「ラストオーダーなしです」の声。
「はーい」と返事して、文庫本を閉じて伸びをする。
煙草を吸いに事務所へ。
やっぱり何も考えていない。
人の考えに触れる期間だと言い張る。
2月29日の「ほぼ日刊イトイ新聞」で、糸井重里さんが「うるう年を待ちかねていた」という話を書いていた。
うるう年ばかりは、自分の誕生日である節分に、世の中の人が目を向けてくれてない。
元々向けてない。
そう思った時に素直に自分の気持ち悪さを認められた。
自己顕示欲の権化。
こんな奴は絶対ろくなもんじゃない。
もう随分こち亀を読んでない。
4年に1度登場する「日暮熟睡男(ひぐらしねるお)」という、素晴らしい設定のキャラクターが居る。
彼はうるう年が誕生日。
ちなみに両さんは3月3日のひな祭り。
今年は派手に登場したんではないだろうか。
また今日も古本屋さんで、目に付いたジャケットや、好きな話の入った巻から、恐る恐る単行本を集め始めるキッズ達が生まれる事を信じている。
日暮巡査をもう8年ほど見ていない気がする。
元気にしてるだろうか。
「ロボット三等兵」「旗本退屈男」「ニューナンブ」「フェラーリ・テスタロッサ」など、秋本治さんの漫画で知ったモノや、その名前は数知れない。
「こち亀」には色々な事を教えて貰った。
こちら葛飾区亀有公園前派出所 (第56巻) (ジャンプ・コミックス)
- 作者: 秋本治
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1989/02
- メディア: コミック
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この巻も名作やな~