東京紀行・2
そういえば、岡本太郎記念館の庭に妙な植物があった。
ホースのように垂れ下がった枝?
バナナとは思わないじゃないか。
気になる名前。
♫ figaro~ figaro~
原宿駅は可愛い。
高1の僕に夢を見せてくれていた光景。
原宿の竹下通りの脇道から繋がっていた東郷神社。
文金高島田の嫁入り行列。
頭からすっぽり顔までかぶる白い布は「綿帽子」と呼ばれるらしい。
式が終わるまで他の男性に顔をみられないようにしているのだとか。
東郷神社から竹下通りに出てみる。
「勝利の神社」と書かれたのぼりに気付いて顔が赤くなる。
竹下通りの初詣みたいな人ごみにウンザリして早足に離脱。
また行列が。
ビームスらしい。
レアなコラボアイテムとかが出たのだろうか。
やはり観光客なのか。
当たり前のように有名人が来てイベントがあるのかもしれない。
東京はそのへん、油断ならない。
この日はTwitterで愛読していた「歯のマンガ」の作者さんが高円寺で個展、漫画販売を行うと聞いていて、たまたま大会の日とかぶり行くしかない。
来場者の人数を把握したいので、こられる方はお知らせいただけるとコレ幸い
そう書かれてあったので、連絡してみると
高円寺の喫茶店トリアノンに来てください!
と呼び出しを受ける。
個展の会場とは違うようだけど、何事かと思いながら喫茶店を探すと駅前にドーンと出現。
作者さん直々の呼び出しのわけを、喫茶店で熱く語られる。
色々のトラブルでかなりご立腹、かなり早口に愚痴をまくしたてておられた。
東京でビジネスをするのは大変そうだ。
しかし個展は素晴らしいものだった。
小学生のコンクール作品風の感じとか、バカドリル周辺のニオイが好み。
作者の「てにおは」さんは、しりあがり寿さんのお弟子さんらしい。
個人的になるほど!という感じ。
好きになった理由が繋がったような気がした。
バッチリ漫画もゲットして、似顔絵も描いてもらえた!
今日帰ったらツイッターのトップ画像にしよう。
トリアノンへ先に来られていた別の漫画家さんが、個展の後もしばらく時間があったらしく、高円寺散歩に付き合ってくれた。
福島から上京したらしく、震災時はもう東京に居たので、地元の人たちとは実感がズレてしまっているという、少し寂しい話もしてくれた。
大槻ケンヂさんなど、バンドブーム周辺を調べていた頃は高円寺という町に随分憧れた。
バンドマンや劇団員は高円寺、お笑いの人は中野に住んでいる、とか、偏った情報に鼻息を荒くしていた。
果たして高円寺は良いところだった。
町の雰囲気が好みすぎる。
トマソンのようだけど、シッカリ何かの役に立ってる感じの取っ手。
何をするところなんだろう。
歌舞伎役者の隈取り前のような眼光。
この日のハイライト。
石の上に置かれたトマト。
この黒いナスみたいなのは一体・・
あとで写真を見て気づいたけど、犬の糞だろうか?
お参りに来た気分になった。
昔の人も町を離れる時は心細い日もあっただろうな。
さよなら、高円寺。
また来ます。
爆死寸前で新宿へ移動。
ドキドキしながら9sari officeに向かう・・
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