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ママチャリに乗った小っちゃいオッサンの日記

ロボットです

 

 

ソフトバンクが開発した人工知能を有したロボット「pepper」を小中学校と、非営利団体に貸し出しすることを決定したらしい。

 

 

 

 

Pepperとはソフトバンクがフランスの株式会社アルデバラン社と共に開発した人口知能を搭載した人型ロボットである。 世界初の感情を持ったパーソナルロボットとされており、人間の表情と声から感情を推定する感情認識機能を搭載しており、人間の言葉に対して様々なしぐさや返答をする姿が確認されている。

 

 

 

ニュース記事を読んでいてもイマイチ何ができるのか分からなかったのだけど、スマフォ以降よく聞くようになった「直感的な操作」が可能で、「pepper向け」のアプリを作ってもらおうという取り組みらしい。

  

「pepper向け」というのもよく分からないけど、次代を担う小・中学生にとって、ロボットはとても密接な関係になっていくのか、もう取り残された感しか無い昭和生まれのオッサンにはそれが凄い事なのかさえ判別不能だ。

 

 

100校程度が対象らしく、オッサンとしては貸し出し期間中に何台のペッパーがぶっ壊されるのか、またそれが、どんな風に新説・思い出話になっていくのか、くらいにしか今の所興味もない。

 

「昔さぁ、pepperってあったじゃん?あの超旧型の。アレ、感情認識するからイジメまくってたんだけど、俺が日本で一番最初に壊してさ」なんたら具合に現代と変わらないオイタ話になる子もあれば、「pepperに凄いプログラミングぶち込んで大騒動に・・」なんて話も出てくるのかもしれない。

 

とか、ステレオタイプ以下の話しかできないのが悲しい。

 

吉幾三的に言えば「pepperは何者だ?」くらいの無知蒙昧だ。

 

 

 

 

SFなんかだと、大抵ロボットは反乱を起こして、対人間との全面戦争を繰り広げる物だけど、もう冗談にもならない時代が来る可能性がゼロでもなさそうなのです。

 

というのは、毎度お馴染み、伊集院光さんのラジオで聞いた話によれば、人工知能の研究は随分進んでいて、それに伴い「AIに非常停止ボタンを搭載」するという。

 

「非常停止」とはどういうことかというと、「AIが人間の指示に従わない場合や、おかしな行動を取り始めた際に、機能を停止させる仕組み」らしいのですが、「その自動停止をAIが食い止めないように、あたかも自分で判断して自動停止したかのように、AIを"騙す"技術を組み込む」というもの。

 

聞いてもらった方が早いと思うので、お時間のある方は下記動画をどうぞ。

 

伊集院さんがその恐怖をすごく分かりやすく解説してくれています。(ド下ネタ)

 

 

www.youtube.com

 

 

ロボットは人間が意図的に作り出したもので、私たち動物とはまるで異質な存在であるというのがよくわかる話。

 

野生動物がある種、冷酷なのと同じく、ロボットは最新の知識を詰め込んだ野生動物のような純粋な存在になり得るのかもしれない。

 

破滅願望のある人や、世捨て人には唯一無二の友になるかもしれないし、新しい自殺方法なんかが生まれそうな気も、しないでもない。

 

 

 

いちいちネガティヴに捉えてしまうけど、勿論、使われ方次第だということで、「pepperを昔使っていた」世代の若者には、ポジティブ方向でAIとの共存を、勝手に期待している。

 

悪いとされる事の方が楽しいから無理だろうけど。

 

 

 

 

不安を煽るマーケティングがサムネイルにまで進出している。

 

rental.498pepper.com

www.itmedia.co.jp