スパっと生きたい
去年の夏からずっと包丁を買い替えたかった。
パン屋で買って来たパンを切ろうとして、パンが包丁に押し潰されて以来、ずっと包丁を探していた。
包丁の生産地として有名な、大阪は堺市の包丁を使ってみたいと思っていた。
現在使っている物は、今の家に越して来た時に堺産をゲットするまでの繋ぎとして取り敢えずでホームセンターで買った物。
月日は流れ、段々と切れなくなっていく。
「包丁が切れない」と「台所が狭い」は料理をする事を諦めさせる要因になりやすいと思う。
同じような話で文房具だと、「切れないハサミ」と「書けないペン」はことごとくやる気を消失させる。
しかし、財政赤字が続く家計に、一本5千円とか良い値段のする包丁は買いにくく、どうしようか悩んでいた頃にドイツのヘンケルスというメーカーの出している研ぎ器に出会ったAmazon年末セール。
あまり信用もせずに、安物買いの銭失いは幾つかレビューを見た後、コイツにアッサリ命運を託し、包丁を2回、3回と通してみると、切れる切れる。
当たり前なんですが。
一度、だし巻き卵を作った時に、卵焼きがグチャっと潰れた事もあった包丁が、スッと後ろに引いてやると新品のように鶏肉が皮ごと真っ二つに・・
今日は一日中家に居て何もせず、ダラダラと過ごしている。
生活を送っている。
今から唐揚げに使う片栗粉を買いに行くのが今日イチのメインイベント。