You're dead
9/12(火曜)ライブに呼んでくれたドラマーの谷本さんとステージでご一緒する事が決定した。
氏はウェザースプーンというバンドを母体に、大阪の大所帯バンド赤犬のドラマーでもある。
何を置いても1度スタジオに入りたいということで待ち合わせる運びに。
実に四年ぶりの再会だったが、谷本さんの優しい〜雰囲気のおかげでスンナリ話し出す事ができた。
集まった僕らはそそくさと夕方の白木屋に潜入して、お互いの趣向を探り合ったりする。
せっかちな僕は不安がる谷本さんの手を引き、先輩の働く「スタジオマジック」へ歩を進めた。
個人的にはスタジオでマジックに昇華しそうな片鱗を感じれたので満足。
少しづつ谷本さんも良い顔になって来る。
スタジオから出てその足で9/12の会場となる、「西天満ガンツ トイトイトイ」へ谷本さんとチラシを渡しに行く。
フライヤーは文字まで含め谷本さんが鉛筆で描いている。
エッシャーの世界観がオリジナルキャラと相まった。
アメリカ村サンホールで働いていたスタッフさん達が作り上げた新しいライブハウスが「ガンツ トイトイトイ」。心強い先輩達が優しい笑顔で出迎えてくれる。
谷本さんと最初にお会いしたのもサンホール。「ゴミ箱ベース奏者」のナランチャを谷本さんがイベントに呼び、ナランチャが僕を呼んでくれたことから始まった縁。
それが繋がって今回のライブは実現している。
店内にはアダチさんと呼ばれているオーナーなのか、店長なのか、キャラが濃い御仁との嬉しい再会もあった。
サンホールでライブをした日、アダチさんはライブが全部終わった後の楽屋にフラッと現れ、
「今日、なに?・・お前らライブやっとったんか?でやってん?・・ふーん」
ただの1ミリも興味が無さそう。でも、アダチさんが言うと不思議と嫌な気がしない。その後は素直な発言を連発して、場の空気をドンドン暖めてくれたのを覚えている。
アダチさんは当時髪をくくっていた気がするけど、髪はだいぶ短くなっていて、白髪染めが施されている。4年の間に生死をさまよう大病も患っていたらしい。
「おれ、一回死んでん。smokeも一回死んでみ。強なるで」
前日カーテンズのヲザキ君と話していたようなことを言う。
「実は既に2回死んで2回蘇ったんですよ」とは言わず、ヘラヘラ話しを聞いていた。
12日のライブの前に9月3日(日曜)は阿倍野・流流。
フレッシュな心持ちで。