老練思考の幼顔
なんじゃこれは。
雨の降る音を聞きながら漫画家の山田花子さんについて書かれた文章を読む。
1992年、24歳で投身自殺した漫画家を多方面から眺めた文章。
個人史では鳥肌実さん主演の映画「魂のアソコ」で知った作家だ。
いわゆるガロ系の漫画家さんが語られる時に、インタビューや当時の本の後記などが引用されて、根本敬さんや、ガロの出版元である青林堂の創設者手塚能理子さんらの文章が並ぶ。個人的にそれらの文章が好きだ。下世話な興味から生まれる好奇心だろうか。
ここ1ヶ月ほど電気グルーヴのオールナイトニッポンのアーカイブをずっと聴き続けていたので、そこにも追悼コメントが出てきたこともタイムリーだった。
当人自身の話も知りたいけど、よく知る人が側面を語る読み物が結構好きでこのブログもその辺の引用がとっても興味深かった。
はてなブログだったので読者登録しておこうとして気付いたのだけど、このブログは以前、同じくガロで漫画を描いており、また同じく自殺した漫画家「ねこぢる」さんのことを調べていた時にも訪問したことがあるブログだった。
あの時はネット上で大量の資料に目を通していたからか、読者登録をしていなかったようだ。またこのブログに出会えて良かった。
何か飲みたいんだけど、何も金もなくて、飲みたくないけど人が飲み残していった酒なんか飲んでいる。読み物はとっぷりと進む。
冷凍の唐揚げをどんぶり飯の上に置いて、マヨネーズをかけて食べる予定を立てただけでなんとも嬉々としてしまう。
酒は間違いなく向精神薬的なドラッグだな。どうも好かん。合わん。
ここ数日、身の回りに起きてる変化や、煮え切らないズクズクの天候も手伝ってショボーンとしたりする。
こんな時にこそ、そばに居てくれる人は無くて、試されてるなーと逆に少し力の湧くところもある。
酒が強い人の孤独へ、酔い痴れるほどに感情移入する。
頭いて。
先週から家にいる間はずっとアンビエント音楽がうっすら流れ続けている。最近のお気に入りの過ごし方。
あまり良くないことだと思いながら、次回のライブでの「適切な配慮」を考えていたが、四六時中のアンビエント音楽がヒントをくれたようだ。どうやら。
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