-kemurikikaku-

ママチャリに乗った小っちゃいオッサンの日記

ジワマン

 

そうなん?

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ゴリ押し。

 

 

いよいよ秋が深しです。ええ色の枯れ葉がベランダに落ちている。

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風の力は強く、遠く離れた場所にも季節の便りを飛ばしてくれる。見れば見るほど綺麗なサツマイモ色。枯れ葉のすぐ横には季節外れのヒマワリの立て札が落ちていた。品種名だろう「サンリッチパイン」とある。花が咲く前、鉢になにが植わっているのかを知らせる立て札だ。どこかの家のベランダから飛来したに違いないが、頭の中のヒマワリはどれもとんでもない背丈で、子供のための避暑地みたいに林立している。ジックリ思い返すと舗道に咲いた小さなヒマワリを今年の夏見たことを思い出した。「夏休み 育ててみよう」と記載されていることから子供のためのキットらしい。無事に育てることはできたのだろうか?大人が買ってきて育てたっていいのだから、夏休み真っ只中、団地の主婦が夕飯の買い出しで訪れたスーパーの隅っこ、生花売り場で見かけたヒマワリの種を気まぐれで購入したのかもしれない。小学生の頃の朝顔は枯れそうになってるところを母親が水をやって世話してくれていた。なんでヒマワリの種なんか買ったんだろう。自分にヒマワリなんて育てられるのか?そう思いながらも、子供達のいない日中の穏やかな時間を使いせっせと水をやったヒマワリは大輪の花を咲かせ、家族を大層驚かせた。なにより主婦自身が1番驚いていた。来る日も来る日も、家族のことを気にかけて、朝な夕な掃除洗濯炊事に教育まで、ありとあらゆる家事をこなした。やってくる明日が嫌だと思ったことはない。けれどコレが望んでいた明日の連続だったか今では分からない。余計なことを考えない方が身の周りを好きでいられるのは分かっている。なにより考えていられるほど暇ではないし、この生活が嫌じゃない。住む家と、食べる物、着る服、子供たち。はっきりと幸せだ。贅沢にも、無為に過ごせるようになった日常の隣に流れていたかもしれない別の人生に目をやるとタラレバの疑問がわいてしまうだけ。物事が感傷になる前に一足飛びで強くなる自分を見てきた。人のために努力だってたくさんした。奮起するたびに強くなって、その度に昔手に入れた大事な荷物を1つ手放した。目の前に咲いてる大きなヒマワリの花が8月の太陽の下で揺れている。「お母さんすごいね」と褒めてくれる小さな手を握り返して久しぶりに泣きそうになった。

 

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え?

 

 

 

 

 

 

え?

 


Askling - Liar (Official video)

めっちゃ寒くなってきたんやけど、電車乗ったらめっちゃ暑い季節になってきた。この時期の満員電車は嫌い!ホンマなに着たら正解か分からん。今日も最高の1日でした。明日はもっと最高の1日になるで! 

 

ヨッシーのクッキー

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Liar

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