-kemurikikaku-

ママチャリでかけずる小っちゃいオッサンの日記

カタジケナイトフィーバー

 

よっしゃやったらぁおっしゃ。

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映画の日」に気がついて「ドクタースリープ」を鑑賞。先日からやたら名前が登場してるホラー映画「it」のスティーヴン・キングが2013年に発表した「シャイニング」の続編小説の映画化であり、スタンリー・キューブリック監督の「シャイニング」から40年後を描いた作品。

 

映画評論家の町山智浩さん曰く、キングはキューブリック監督の「シャイニング」がたいそう不満だったらしく、のちに実費でドラマ版「シャイニング」を製作したという経緯があるが、今作については太鼓判を押している。とはいえ、斧で突き破られたドアの隙間からジャック・ニコルソンが顔を出す例のシーン、謎の双子ちゃん、テーマ音楽など、映画を見てない人でもアイコン的に認知しているシーンも多い偉大な作品への敬意も感じる。個人的に「シャイニング」は唯一好きなホラー映画で、唯一何度も見返したホラー映画だったので、「it」の続編みたいにファイナルファンタジー的な馬鹿騒ぎになってないことだけを祈って見たのだけど面白かった。続編である意識はせず見れるように作られていたし、続編としてファンも楽しめる内容にもなっていた。

作品の中で脳に直接話しかけたりするテレパシーなどの超能力のことを「シャイニング」と呼んでいて、今作ではその超能力(シャイニング)にスポットを当てており、サイキックバトルモノとも思える内容。途中、このまま少年ジャンプの「ハンター×ハンター」における念能力バトルみたいになっていくんじゃないかと別の意味でハラハラしたけど、そこは最小限に抑えられていました。

初めて「シャイニング」を見たとき80年代の映画とは思えない美しい映像、計算され尽くした構図に息を飲んだ人は多いのではないか。また、いわゆるホラー的なボロボロの薄暗い洋館でゾンビ的なモンスターが、という展開ではなく、きらびやかで豪奢なホテルの中で不思議で不気味な出来事が起こる感じにも圧倒されたが、今作ではしっかりホラー的な画面の暗さや、40年後ということもありボロボロになったホテルの中でゲームのバイオハザードノリでドキドキさせられます。原作を読んでないのでどのくらい忠実かは分からないが、正直、後半山場のファンサービスと思われるシーンは雑な感じがして気になった。しかし「シャイニング」の名物シーン、名物キャラも盛り込むように言われたであろう中でそれも楽しめた。なによりユアン・マクレガーの逞しくも少し情けないような表情は、かつての少年ダニーと雰囲気が合っていて、それだけでなんだかすべて良しとなりました。

聞き間違えでなかったら、サイコキネシスなどの超能力(シャイニング)を英語で「big talent (大きな才能)」と言っていて、作品内で「自分の才能を隠したりする必要はない」「自分を信じて才能を生かすんだ!」的なメッセージなんかも入っており、良くも悪くもキューブリック監督の「シャイニング」とは違う内容。時を経て、映画の役割は変わっていた。

 


映画『ドクター・スリープ』US版メイン予告【HD】2019年11月29日(金)公開


4K ULTRA HD【予告】『シャイニング』10.30リリース

そういえば「ドクタースリープ 」の主人公を演じたユアン・マクレガーは「プーと大人になった僕」でクリストファーロビンのその後をやっていたし、さらに少し前「トレインスポッティング」でレントンのその後もやってたな。好きな俳優さんが歳をとっても格好良いってのは何故だか嬉しい。ジャック・ニコルソンみたくキチンとオッサンになってるのもある意味格好いいけど。オッサンてかお爺ちゃんか。今回も予習で「シャイニング」を見直したのですがジャック・ニコルソンはホンマ最高の役者さんですわ。今アマゾンプライムで無料だったので、見れる方は予習してからだとさらに楽しめると思います。ほんなら今日も最高の1日になるで!

 


The Shining - Trailer

「シャイニング」はこのシーンがとにかく不思議で不気味で好きだけど、予告でこれは格好良すぎる。説明のない説明。こんな予告が映画館で流れたら絶対見たくなるし、怖くて絶対見たくない!