-kemurikikaku-

ママチャリに乗った小っちゃいオッサンの日記

黒い軽自動車でさ

 

 

去年末に起きためっちゃ嬉しい出来事。

f:id:kemurikikakuku:20191213225917j:plain

ヤッピー。

 

Instagramにアカウントは持っているのだけど、2015年くらいにちょこちょこっと更新して以降、個人の更新については全く触っていない。気まぐれに最近フォローしてる人を見る専門で使いはじめた。今日はなんとなく好きな古着屋をフォローしまくってみた。服屋さんのホームページって昔からあるけど、なんか見に行くのが億劫な事が多かった。見にくいわけでもないけど、見る気にならんというか。それに比べてInstagramだと少しだけ見てみようかなと思える。不思議。10年、15年くらい前に街にあったお店が閉店してたり、移転したりしてることを知って、色々な「あの頃のお店」のその後を追跡調査していると奈良県のリサイクルショップにたどり着いた。

知り合いが車を貸してくれてた時期があって、ドライブがてら奈良方面に行った時は寄っていたリサイクルショップが閉店していた。山道を分け入った先の開拓地みたいな町の中にあるかなり巨大な店舗で、深夜2時まで営業していたことや、近くに遅くまでやってるラーメン屋が何軒かあったこともあり、行く当てがないドライブには良いコースだった。勝手に不景気とは無縁の場所のように想像していたけど閉店する時はするはな。お決まりの「行っときゃよかった」が襲ってくる。残念だがこればっかりは仕方ない。思い出を手繰り寄せたくてネットで店名を検索すると予測ワードに「事件」と出てくる。驚いたのが閉店する数年前に小学生が誘拐される事件がリサイクルショップ敷地内のトイレで起きて結構なニュースになっていた。確かにこの店のトイレは店舗の外にあり、人気のない薄暗い場所だったことを覚えている。犯人は逮捕され被害者は助かっだそうだが、閉店の数年前とはいえ、子供を近付かせないようにした親の客足が遠のいたのだろう。なんてこった。トイレを出てすぐの場所に灰皿があって、中古CDやレコード、洋服や楽器などをたらふく見たあと、何を買おうか思案しながら一服するのが楽しかった思い出がある。ここで買った500円のガットギターは今も弾いてるやつ。

そんな通いつめたとかでもないし、思い出深いわけでもないのに、結構ガックリきてしまった。思うに誰かに教えてもらったわけではない、偶然見つけて気に入った店だったのが大きいんだろう。歳を取るとこういう事が増えるのは分かっていたけど、実際体験するとなんとも言い難い「そっかー」な気持ち。自分が思ってる以上に思い出が深いのかもしれない。これからこういうお店や、行きつけが無くなってはガッカリするんだろうし、逆に「まだやってくれてるな」と安堵したり、嬉しい気持ちにもなるんだろうなぁ。どちらもあまり生活の中で感じることのない感動なので大事に、楽しみにしていきたい。

picota.jp

 


入江陽 - 気のせい (201912) [Official Video] Yo Irie - Maybe

素敵な音楽、素敵なMV、素敵なロケ地。

 

そんなこと書いてたらリサイクルショップにも行きたいし、奈良県にも行きたくなってきたな。件のリサイクルショップは奈良に2店舗、京都に1店舗あるそうなのでいずれ。また昔堀江にあって、南船場に移転したお店が最近奈良に移転して新たな店を構える工事をしてる最中だとインスタで知った。流れていく時間と人と場所を思うとムズムズしてきたんだわ。なんでムズムズしてるのか分からんけど、なんか、すっごいムズムズしてて。如何ともしがたい気持ちだ。多分これは良いムズムズだと思うから、俺はこれからもやりたいことをやっていこう。うし。今日も最高の1日になるで!

奈良の本 (エルマガMOOK)

奈良の本 (エルマガMOOK)

 
FISH

FISH

  • アーティスト:入江陽
  • 出版社/メーカー: MARUTENN BOOKS
  • 発売日: 2017/09/20
  • メディア: CD
 
気のせい (201912)

気のせい (201912)

  • 発売日: 2019/12/13
  • メディア: MP3 ダウンロード