-kemurikikaku-

ママチャリに乗った小っちゃいオッサンの日記

サクリファイス音頭

 

去年だったかネットで見つけてすぐ保存した画像。これは絵なのか?たまに見返したくなる最高さ。

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この少年と同じ地獄を体験していたらどんな人間に成長出来ただろう。経験も運。

 

長く使ってる物の中でもかなり長い付き合いだったママチャリが盗まれていた。かなり久しぶりの出来事で、もう何年も自転車を盗まれることがなかったから驚いたし面白かったしムカつきまくった。人の話す体験談と違い、自分に降りかかる出来事を受け止める体験は実に生々しい。指先に体験が宿り、ジープランツさんのラップにあるように「経験を語らす」ように出来ている。

ただ、盗むならほんの1時間待って欲しかったと子供の泣き言で吼えたい。1時間待ってくれたらあのチャリもやる。ただ1枚、一緒に写真を撮る筈だったのよ。15年以上連れ添ったろうボロボロの、カゴまで千切れて無くなったママチャリと一緒に、昔の職場前で写真を撮りたかったんや。何年も前にこの写真のアイデアが持ち上がって、そのままにしてた。盗まれたことに気付き、大いに起伏した感情がゆっくりグラデーションで後悔に変わる。なんであんなボロボロのん盗るかね。ボロボロやからか。久しぶりに「やっときゃよかった」で後悔をしたので今後2度とないようにします。面白いも憤怒も不思議も切ないも全部入りのやつ。 自己体験は脳を刺激し、いつもエンターテインメントに向かう。

 

youtu.be

先日の草原ライブとは変わり、在りし日のボイラールームパーティ編。僕はパーティにあまり行かないけど、愛すべきパーティピープル達はなかなか発散出来ずにいるんだろうか。画面越しに社交場を眺めている時も、現地に居てその場を眺める時と変わらず、少し控えめな自分になっていて可笑しかった。コロナ以前からクラブ内では独特のソーシャルディスタンスがあったことを思い出したりする。ぶつからないように身体を動かしたり、どこでもそういう距離感覚は変わらんのね。

 

時間が無いし時間がある。切り詰めて1分でも有効に使いたいもんだけどなかなか難しい。のんびりは楽しい。チャリが盗まれる時はほんに呆気ないっすね。これまで何度か盗まれたものの、いつも元気に帰ってきていたママチャリ。今頃どこにいるのやら。図らずも大事にしていたママチャリを手放すことになってしまい、嬉しいBIG BONUS確定です。。今日も最高の1日でした。明日はもっと最高の1日になるで!