-kemurikikaku-

ママチャリに乗った小っちゃいオッサンの日記

午前5時からの定食

 

オランダから来た風を入れる。

f:id:kemurikikakuku:20211228050452j:plain365日もあと少し。

 

クリスマスも終わり年末という感じもなく、起きて働いて寝てを軸にした1年が終わる。真面目だ。本来こういうタマなんだろうと首肯するほかない1年だった。ペンッと音を鳴らすホットのスチール缶みたく佇んだ。

 

クリスマス映画を見ようと思い、数年前にキューライスさんが紹介していた「エルフ」を鑑賞。妖精の国で育てられた人間バディが30歳になって親に会いに行くお話。見た目は完全に大人だが思考や言動は6歳児くらいのバディ。ニューヨークの大きな絵本会社で働いている父親のオフィスに「パパ会いたかったよ!」とグイグイ迫りくる感じは前回の話じゃないがブラックユーモア的にも見えた。子供に向けて作られた美しいファンタジーなのは百も承知でなにかしらの意図を勝手に汲み取ってしまう。昨今SNSで見かける意味不明な当て擦りや誹謗中傷は「そこに書いてないことを読む」人が起こしていることが多い。映画ってそういうものだし、想像や連想は誹謗云々とはまた別のことだがちょっと気をつけよう。そう思って見てるとゴリゴリのブラックジョークが出てくる映画。

 

youtu.be

父親に厄介払いとして騙され地下の配送仕分け室に送り込まれたバディ。そこで酒を飲みながら働く男と仲良くなるシーンで、ダメな大人と子供の相性の良さに「そうなんだよな〜」と身に覚えのある嫌な共感を得たりした。

 

クリスマスは感謝を伝え、人に何かしてあげることが歓びなんだと思い出す日だという。プレゼントなんかの慣習はそういうことから派生したのだろう。1年に1度くらい、人に優しく生きよう。今日も最高の1日でした。明日はもっと最高の1日になるで!