-kemurikikaku-

ママチャリに乗った小っちゃいオッサンの日記

戦う科学

 

風がなければ過ごしやすい程度の日中。

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お日様を浴びてパワー回復。

 

2016年公開の「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」を見た。カリフォルニア州サンバナディーノでディックとマックのマクドナルド兄弟が運営していたハンバーガーショップをミキサーの営業マン、レイ・クロックに乗っ取られ世界的企業になるまでのお話。

この実話は胸糞の悪い乗っ取りに違いないけど、マクドナルド兄弟は買収において270万ドルを受け取っており、「ファウンダー」について書かれた記事によると今のお金で24億円に相当する額らしい。定年間近の年齢で1人10億円以上の取り分があったとすれば、そこまで極悪な取り引きでもない気はするが、元々自分達が試行錯誤してシステムから作っていったお店が名前ごと使えなくなるのはお金では買えない屈辱があっただろう。

 

世の中に執念に勝るものはない。才能があっても成功できないものはゴロゴロしている。天才も報われないのが世の常だ

劇中レイが愛聴する「ポジティブの力」という自己啓発文の朗読が録音されたレコードから流れる言葉。レイはマクドナルド買収後、マクドナルド兄弟が新たに始めた「ビッグM」というバーガーショップのすぐそばにマクドナルドを開店してちゃんと廃業においやる「執念」も見せている。自己愛が強い野心家の暴走を見てポジティブとは一体なんなのかを考えさせられる。

 

youtu.be

この映画はマクドナルドから認可が降りず公開まで2年かかったという。マクドナルド自体レイ・クロックの物語を醜悪であると認めているようなものだ。

 

「毎日、世界人口の1%が彼らの商品を食べている」と聞いて食べたくなってるもんな。またポテトが輸入出来ずにSサイズのみになってるとネットニュースにあった。俺もあの芋が大好きだ。今日も最高の1日でした。明日はもっと最高の1日になるで!